【ご注意】
2020/09/08現在、①Windows7のサポートが終了したせいか、②Windows10のバー
ジョンが新しくなったせいか、③メーカーサイトの都合なのか、本機のVAIO用ドライ
バーが入手できない状態です。別の方法が見つかりましたら追記いたします。
《画像はクリックすると拡大します》
FZ52Bは2007年にSONYから、独立したグラフィックスアクセラレーターを搭載した高性能パソコンとして発売されました。(OSはVISTA HP)
VISTAのサポート期間が満了する時期に当たり、Windows10へ乗り換えるユーザーの参考になるのではないかと取り上げてみました。
Fnキーとの同時押し機能の他に右奥に独立したキーが装備されています。
これらのキーを動作させるためには、ユーティリティソフト&デバイスドライバーを揃える必要があります。
Wjndows10のクリーンインストール
Windows10をISOメディア(DVD)を使用して通常Bootします。オーディオドライバーはOSインストール時に、グラフィックスドライバーはインターネットに接続すると直ぐにダウンロードが開始されますが、構わずに以下の作業を進めます。
ユーティリティとデバイスドライバーの導入
VAIOのプログラムに対する思想は高尚かつ複雑で、リカバリーディスクが手許に有ってもユーティリティやドライバーをリカバリーディスクから抽出するのは容易ではありません。
拠って、下記の方法でインターネット上から調達します。
①先ず、SONYのHP(※1-1)からユーティリティ Shared のみを入手します。(同じページに置い
てあるVAIO Windows7 アップグレードユーティリティを実行する必要はありません)
②SONYのHP(※1-2)から、グラフィックスドライバーをダウンロードしインストールします。
(※1-2)註 ;http://www.sony.jp/support/vaio/download/EP0000185336.html③SONYのHP(※2)から、ユーティリティ Setting Utility, Control Center (version4), Event
Service(version5)をダウンロードしインストールします。
(※2)註;http://www.sony.jp/support/vaio/windows/7/upgrade/downloadlist.html
④下記HP(※3-1)からFelicaポートドライバー をダウンロードしインストールします。
(※3-1)註;http://www.sony.jp/support/vaio/download/SP-014152-02.html
⑤SONYのHP(※3-2)から、カードリーダードライバーをダウンロードしインストールします。
(※3-2)註;http://www.sony.jp/support/vaio/download/SP-015494-00.html
⑥BluetoothスイッチをONにしてから、SONYのHP(※2)からドライバーBluetoothをダウン
ロードしインストールします。
(※2)註;http://www.sony.jp/support/vaio/windows/7/upgrade/downloadlist.html
以上でデバイスマネジャーの「!」が全て解消し、キーボードからVAIOの独自機能が働くようになります。
オーディオドライバーは、自動的にintel High Definitionが適用されています。
キーボードのFn キーとF7キーを同時押しした時の表示画面です。
HDMIポートを選択した場合は、通知バー上の音声アイコンをクリックし、ディスクトップ画面上で音声出力をHDMIへ変更します。
上記の作業が終了後、「Windows 更新プログラムの確認」を実行するとグラフィックスドライバーも最新のバージョンに更新されます。
VAIO FZシリーズの主な仕様の違いは次の4点ですから、当対応は、基本的には何れの機種にも上記の方法が応用できると予想しています。
①CPUの動作周波数
②グラフィックスのメモリー容量
③光学ドライブが「DVDマルチ」 or 「+ブルーレイ」
④HDDの容量
VISTAからWindows7へ乗り換えるのも悪くない選択肢ですが、どうせ乗り換えるなら、多機能かつ機敏な動作を兼ね備えた最新のOS Windows10へ一気にジャンプするのも良いのではないでしょうか。