《画像はクリックすると拡大します》
やや大振りなボディにパンケーキ型レンズの装備と、掴み部の装飾レザーが重厚な雰囲気を醸しだしています。
撮像素子は、当時1/2.3型CCDが主流になる中で1/1.63型の大型CCD(有効画素数1010万画素)を搭載しています。
また、DMC- LX3には フイルム式高級コンパクトカメラのテイストが色濃く残っているのも特徴です。
別売のカメラケースもレトロ感ムンムンで、一昔前のフィルムカメラを思い出させてくれます。
DMC-LX3は発売後もファームウェアの更新が継続され、2010年までにフォーカス性能の向上やソフトウェアのアップデートの他に新しい機能も増えました。DMC-LX3はコンデジが成熟した年とされる2010年の製品とも言える、メーカーの良心と意気込みが感じられる名機です。
《DMC- LX3で撮影した作品例》
長峰公園は 日本の都市公園100選に名を連ねる天下の名園です。
先だっての大雪の、残雪が残る公園内の池を瞬撮してみました。
DMC-LX3は、単焦点レンズ付きコンデジに匹敵する描写力を秘めています。
追記;
DMC- LX3の仕様は下記PanasonicのHPを参照ください。
http://panasonic.jp/dc/p-db/DMC-LX3_spec.html
関連記事;
RIKOH GX8はレトロな雰囲気を具現化したコンデジだ。
http://omoitsukisimotsuke.blogspot.jp/2017/10/rikoh-gx8_25.htm
2003年製のコンデジが今も現役です。
PowerShot pro1は、今でもハイパーコンデジだ。
GXRは世界で唯一のカメラユニット交換式デジカメだ。
【2020/02/08追記】
縮小均衡に陥ったデジタルカメラ市場
やがて、新製品はプロフェッショナル向けとハイアマチュア向けに収斂し、残る層の需要をスマホが補完する構図に成るのではないでしょうか。
【関連記事】
パソコンやデジカメの販売不振はスマホのせいばかりではない。
https://omoitsukisimotsuke.blogspot.com/2016/11/blog-post.html