2016年6月19日日曜日

VAIO VGN-FJ12B/Wをリニューアルしました。

Winndows7を導入した(※1)VAIO VGN-FJ12B/Wですが、発売された2006年には手ごろなコスト パフォーマンス製品だったとしても今となっては力不足は拭いようがありません。本機の排熱能力も考慮した上、可能な範囲でハードウェアの強化を図ってみました。

(※1)註; http://omoitsukisimotsuke.blogspot.jp/2016/05/vaio-vgn-fj12bwwindows7.html

《画像はクリックすると拡大します》
チップセットは、Intel 915GM ExpressCPUは、Seleron M380 (1コア1.6Ghz)す。

メモリーは、購入時512bから現在は1Gb1Gbの計2Gbに換装されています。


HDDは、転送モードSATA/150規格の5400回転60Gbが搭載されています。


次のハードウェアを強化します。 

①CPU
Pentium M770(1コア2.13Ghz)に換装。
②HDD
SATA/300 5400回転250Gbに換装。
③光学式ドライブ
この機会に、イジェクト操作が快適なスロットインタイプに換装します。

画像は、スロットインタイプに換装した後で撮影したものですが、デザインに違和感は生じていません。

CPUを交換する事前作業として先ず底キャビネットを止めているビスを残らず取り外します。

但し、底キャビネットを外すことが目的ではありません。
事前に底キャビネットのビスを取り外しているため、操作パネルは任意の高さまで浮かせることができます。

パネルのツメからキーボードを開放し手前へ引っ繰り返すとCPUクーラーが露わになります。

①パネルを浮かせ、②CPUクーラー取り付けビス6本を緩めCPUクーラーを外し、③CPUを交換します。
 
CPUHDDとグラフィックスの値が向上していますが、取り立てて体感性能が良くなったようには感じません。

SONYは、FJ12B/WWinndows7へのアップグレード対象製品から除外ています。

そのためか、Windows7へアップグレードした時点で「VAIO Updateは使用できない」と表示されます。


一方、SONYからは、Windows7を導入したユーザー向むけに「VAIO Update」を通じてWindows7の安定性を改善するファームウェア アップデートプログラムが提供されています。

そこで、Winndows7 アップグレード対象製品がWinndows7へアップグレードされた際に自動的に適用される「VAIO Updateファイル」を、SONYHP(※2)から直接ダウンロードし、(対象外である)本機へインストールしてみました。(事前に、旧「VAIO Updateファイル」をアンインストールしておきます)


(※2)註 ; http://www.sony.jp/support/vaio/support/info/2011/057.html

結果は上々で、別物かと見紛うほど劇的に体感性能が向上し、WEBを経由する作業が伴うブログの作成・編集にも問題なく使え、家庭用パソコンとして十分なレベルになりました。Google Chromeを通常使うプラウザに設定すると、Webの閲覧が、より快適になります。


メモリの値が良くなった以外に変化はありませんが、限界レベルで動作している本機には効いているようです。

PowerDVD 8によるDVD再生は快適ですが、You Tubeの描画は、残念ながらシアターモードか、フル画面で観るなら360p以下になります




HDDSATA/150 5400回転320Gbに交換すると、HDDの値が4.9から5.5に向上しました。

HDDの読み書き速度は、転送モードの違いではなく、容量の大きさ(記録密度)に依存しているようです。







【2016/07/14追記】
本機にWindows10を導入できるか検証(※3)しました。

(※3)註 ;http://omoitsukisimotsuke.blogspot.jp/2016/07/intel-915gm-expresswindows10_14.html