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リカバリディスクはXPのものです。 |
発端は、或る日、ローカルネット内の別のパソコン上に「ネット内に同じipアドレスのパソコンが存在する」旨のメッセージが出たことでした。
ipアドレスの競合はルーターの初期化により解決しましたが、それ以降、このパソコンが不安定になりWindows updateが失敗を繰り返すようになりました。思いつく限りの原因究明を試みましたが正常に回復することはなく、ついに Anniversaryを真っさらに戻すことにしました。
先ずはAnniversaryが持っている回復ツールを活用しようと思い個人用ファイルを維持するを選択しました。
ドライバーも残るのではないかと淡い期待を抱いていましたが、ドライバーは維持されていませんでした。
個人用ファイルの退避と復元作業をしなくて済んだだけでも有難いとしましょう。
さて、この状態ではWindows 10 Anniversaryが初期化されただけです。このままでも使えないことはありませんが、VAIO VGC-LA70Bが持っている本来の性能(機能)を回復させる為にはLA70Bのドライバーとシステムアプリケーションを再インストールしなければなりません。
ドライバーとシステムアプリケーションをインストールする方法
①Windows7に導入した同じ要領でリカバリディスクを用い、Windowsエクスプローラー
とデバイスマネージャーを併用しドライバーとシステムアプリケ-ションをインストール
します。但し、ディスプレイアダプターはWindows10ではインストールを拒否されます。
②何故かWEBから呼び込んだドライバーには福がありますので、今回もディスプレイアダ
プターはドライバーサイト(※)から、Windows7用アダプター一式をダウンロードします。
③インストールする前に「既に最新のドライバーが存在するが上書きしますか」と問われます。
これは吉です。この場面では「インストールできません」か、「既に最新のドライバーが存在
します」が普通で、最新のドライバーを古いドライバーで上書きする提示は初めてです。
「上書き」を選択すると何事もなくWindows7用が組み込まれました。
これで、一応、VAIO独自の機能(キーボードから輝度や音声が調節できるetc)が働くように
なりましたが、最新のディスプレイアダプターで動作しているわけではありません。
④最後にデバイスマネージャーを開き、ドライバーの更新を行います。 エントリーされた
ディスプレイアダプターの中から、Windows10で動作していたディスプレイアダプターに
戻して再起動すれば、回復作業は完了です。
他に簡単な方法があるかもしれませんが、Windows7の再インストールから始めるよりは遥かに負担が少ないことは確かです。メーカー製のディスプレイ一体型パソコンのリカバリ(クリーンインストール)成功事例として参考にしていただければ幸いです。
(※)
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