2017年6月24日土曜日

Windows10をCreatorsにUpdateしてみた。

Microsoftから、Windows10の2回目に当たる大型Updateが告知されていますので、VAIO VGN-FZ91SをUpdateしてみました。

《画像はクリックすると拡大します》

今回Updateするパソコンは2007年にSONYから発売されたFZ-91Sです。
(元々のOSは、VISTA HP)

独立したグラフィックスアクセラレーターを搭載した高性能ノートパソコンです。







「設定」の中の「更新とセキュリティ」から「間もなくWindows10 Creators Updateをお使いいただけます。いち早く手に入れる方法を確認しますか?」に対し「はい。方法を確認する」をクリックします。以降は、「更新アシスタント」の誘導に沿って作業すれば数時間で完了します。


Windows10 Creatorsで、新たな機能以外で気づいた点や注意点

数値では表せませんが、OSの基本性能/体感性能が間違いなく向上しています。

非常に重要な調整項目である「ディスプレイの色の調整」は、従来はコントロール
   パネル内に「ディスプレイ」として格納されていましたが、バージョンでは、
      コントロールパネル⇒「色の管理」の「詳細設定」⇒「ディス プレイの調整」で
 色の調整」が出来ます。

Updateされた時点で「システムの復元」がリセットされ、「無効」になっています。
     コントロールパネル⇒「システムの保護」⇒「システムの構成」⇒システムの復元で、
     新たに復元点を作成する必要があります。


Windows10 Creatorsでは、いろんなメッセージが頻繁に表示されますが、親切に教えて
くれていると思えば有難いことで、とても快適に動作する素晴らしいOSです。


【追記】


① Adobe Photoshop Elements CS2アイコンダブルクリックしただけではエラー
  になりますが、アイコンを高速で連打クリックすると起動し正常に動作します。

RIKOHデジカメに付属している画像編集ソフト Irodio Phot & Video Studioも、
 アイコンダブルクリックしただけではエラーになりますが、アイコンを高速で
    連打クリックすると起動し正常に動作します。

③ Windows7Dual Bootしている環境でも支障なくUpdateされます。windows7
 正常に使用できます。

④ GeForce GT430を搭載したパソコン(※)では、Windows Update時にOS用意
 する最新のドライバー(2017/05/01 バージョン22.21.13.8205)を適用しないと、動作
 中にBlue画面になりシャットダウンることがあります。

(※)註;
http://omoitsukisimotsuke.blogspot.jp/2017/01/dimension-9200c.html
















2017年6月15日木曜日

RIKOHのCXシリーズはコンデジの完成形。


スナップショットとは、極く日常の出来ごとを一瞬の画像として切り取ったものです。当然のことに被写体は動いていることが多く写す方も動いている場合が多いですから、シャッターを切るタイミングとジャストフォーカスが成否の分岐点です。

《画像はクリックすると拡大します》
現在、取材に専ら持ち出すカメラRIKOH機種に絞られ今後も余り変わることはないでしょう。

07年に発売された R7は、コンデジが精密機器である証を、端正な面構えで主張しています。

ただ、軽くて小さなボディは携帯に適するも無造作に扱うと微妙にピンボケすることがあります。


CX1は、 09年にRシリーズの上位機種として発売されました。

RIKOH頂点にGRを擁しているためCX1スタンダードクラスに見られがちですが、実態は他社のプレミアムクラスに相当します。

R7に比べ少し重くて少し大振りになり 、安定したスナップショットが可能になりました。
また、高輝度392万画素ディスプレイの搭載と強力な手振れ補正機能によりピンボケの心配は無くなりました。

レンズ ハードウェア、 ソフトウェア(アルゴリズム)などRIKOH神話に恥ない極めて完成度の高いカメラです。



収納ケースは、別売のR8用を流用しています。開放方向留めのユニークデザインで、収納性/実用性とも秀逸です。

表面はソフトな仕上がりですが、厚みのある素材(革)は、しっかりカメラガードしてくれます。





その後、10年に発売されたCX3 を追加導入しました。

背面照射C MOSセンサーの採用とズーム比の拡大(×10.1)により基幹性能が飛躍的に向上しました。

レンズが大きくなり、握り部分に滑り止めが施された以外は不変の重厚なデザインです。

これはCXシリーズ専用の本革製収納ケース(別売)です。R8,  R10との共用が可能です。

カメラに傷が付くのは携行中の場合が多く、まさか、撮影中に粗相する御仁は居ないでしょう。

愛機を大切に思うなら、持ち出す時にはケースに入れる習慣を身に付けておきましょう。



市場には画素数が10メガピクセル超のカメラが溢れていますが、実のところ、2010年前後にはコンデジに必要な機能や技術は完成の域に達していたと考えられます。

カメラは、小さ過ぎず軽過ぎず何よりも失敗しない写真が撮れることが一番です。コンデジも良いモノは長く大切に使うという原点に戻りつつあるのではないでしょうか。


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