《画像はクリックすると拡大します》
PowerShot Aシリーズは 廉価モデルの位置付けでしたが、A630では使い勝手優先の高位モデルになりました。
本機の撮像センサーはコンデジに理想的な1/1.8型・有効画素数8.0メガピクセルのCCDが採用されています。
背面にはVariable液晶ディスプレイの他に、とても明るくクリアーな光学式ビューファインダーを備えています。
この状態で光学式ビューファインダーを覗けば、金属質なシャッター音と相俟ってアンティークカメラの撮影ティストを楽しむことができます。
Variable液晶ディスプレイをボディに収納する仕組み上、背面は 金属とEPのハイブリッド構造になっています。
また、取っ手の出っ張りが大きいせいでカメラの取り回しが極めて快適かつ安定するため、手振れ補正が無くてもピンボケを気にせず撮影できます。
当時、CANONでは、この形状のコンデジが収納できる洒落た意匠のソフトケースを用意していました。
でも、109.4×49×66mm(幅×奥行き×高さ)で、決してデカ過ぎる図体ではありません。
《参考画像》
カタログから複写した画像です。
A640 |
☆CANON A630 による作例☆
作例は、ご近所の塀に絡みついている野生の朝顔を、A630を地ベタに張り付け切り取ったものです。
次は、超元気に育ってフェンスの内側へ張り出した朝顔を、上から目線で撮影しました。
このように、脚立が無くても高い位置からの撮影も可能で、何と自撮りさえも出来ます。
駐車場にバッタリ倒れ横たわっている、ユリのような朝顔のような不思議な物体。
本機は早朝の撮影でも実に鮮やかで艶やかな質感の画像を発出してくれます。
A630は使い勝手の良さを追求したコンデジです。当個体は購入して10年を超えていますが、今も、これから先も故障しない限りは快適に使用できる仕様/性能(※)を有しています。
リチウムイオン電池はカメラの製造が打ち切られ8年も経てば入手できない場合がありますが、本機で使用する単三アルカリ乾電池は半世紀先でも市場から消えることはないでしょう。
(※)註;
① 使用できるメディアは、SDメモリーカード/SDHCメモリーカード。
② 電源は、汎用性の高い単三アルカリ乾電池4本使用(計6V動作)。
③ 撮像センサーは、1/1.8型(有効画素数8.0メガピクセル)CCD。
④ レンズは、35mm(W)~140mm(T), F2.8(W)~4.1(T)の光学4倍ズーム。
《参考情報》
http://omoitsukisimotsuke.blogspot.jp/2017/10/rikoh-gx8_25.html
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/review/2006/09/11/4497.html
http://omoitsukisimotsuke.blogspot.jp/2018/01/dmc-lx3.html
https://omoitsukisimotsuke.blogspot.com/2020/01/gxr.html
0 件のコメント:
コメントを投稿