《画像はクリックすると拡大します》
発売時期は1979年です。
大きさ102×64.5×40mm、重さ325gしかありません。
小さな筺体ですが、画面のサイズは24×36mmで、
ハーフサイズではありま
せん。
レンズは、広角の35mm/
F2.8を搭載していました。
バリアを閉じると、こんな姿になります。
今でこそ珍しくはありませんが、当時は画期的な機構でした。
このカメラ、金属製なのかプラスチック製なのか見る限り全く分かりません。
専用のフラッシュを装着してみました。
このカメラには二重像合致式距離計が付いておりレンズ下のツマミを左右に動かし調整します。
露出は絞り優先オートシステムになっており、レンズ左横のツマミを上下にスライドし調整します。
後カバーは金属ですが、他は金属とエンジニアリングプラスチックを巧みに組み合わせ、梨地加工・ブラック塗装されています。
フィルムの巻き上げとシャッターチャージは、鋸状に表面加工された丸いノブをギーギー回します。
最後に、天と地を見てみましょう。
橙色のシャッターボタンはフェザータッチで、軽く触るだけて動作します。
このカメラは、当時のコンパクトカメラに有りがちなチープ感を排除した稀有な存在でした。
このカメラが、そのままデジタルカメラになって発売されたなら迷わず手に入れます。ギミックでコンパクトでアカデミックな楽しいカメラです。
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