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MR3300は07年の9月にエプソンからスリムタイプデスクトップ最上位機種として発売されました。
顧客が主要パーツのグレード を指定しパソコンを注文するBTOシステムにより購入されたものです。
スリムなボディにパールホワイトとサテンシルバーのツートンカラーは秀逸。 現在の感覚でも新鮮です。
工具を使わずとも、サイドパネルは元より、CPU, 光学ドライブ, HDDの取り外しと取り付けが容易です。
性能アップのため、CPUとメモリとHDDを取り替え、新たにグラフィツクスボードを付け加えました。
本機にはエアフローの一環としてHDDが接している部位に吸気孔が設けられています。縦置する場合は専用スタンドもしくはゴム足の使用が必須です。
CPUを、Celeron 420 から、クロックが2.93GのPentium dual core processor E6500に換装しました。
グラフィックスボードは、HDMI端子も備えたGeForce GT610 を搭載しました。
HDDは(二個使いも可能ですが)250Gbから500Gb一個に換装しました。
メモリを、512Mb二個使い1Gbから同一銘柄 512Mb四個( 2+2 Dual Chnnel)計2Gbとしました。
右は、リニューアル後のエクスペリエンスインデックスです。
このレベルであればHD動画の再生・編集にも堪える、業務用に使っても家庭用として使っても余裕の性能です。
尚、スリープから復帰するのに一分以上かかるため、最新のBIOSにアップデートした(※)ところ改善されました。
(※)註;
BIOSのアップデート(スキル)に慣れていても、必ず、作業マニュアルの指示・ 順番に従って忠実に作業を進めます。普段の感覚(ステップ)でも作業は進捗しますがBIOSはバージョンアップされていません。
このパソコンにはマルチタイプのカードリーダーが付いています。仕様書ではSD(HC)は非対応になっていますが、実使用上ではマイクロSD変換アダプタを介すると現行マイクロSD(HC)が使えます。
CPUはLGA775ソケットのPentium Dual core、Core 2 Duo, Core 2 Quad(FSB最大1333Mhz)が搭載できますので、入手可能であれば更なる性能アップが期待できます。
【2013/11/12追記】
多数の画像を一気に変換する場合などにメモリ容量が不足するため1Gb追加し計3Gbに増量しました。(512Mb×2)+(1Gb×2)のデュアル&デュアルチャンネルで動作しているようで、メモリのエクスペリエンスインデックスは5.9を維持しています。
【2014/02/01追記】
エプソン製MR3300をリニューアルしました。 (そのⅡ)へ続きます。
http://omoitsukisimotsuke.blogspot.jp/2014/02/blog-post.html
【2014/10/24追記】
米国に赴任していた後輩が、赴任先で個人用PCに導入していたWindows7(Home Premium)英語版を手土産に帰国しましたので、試しに、HDDを入れ替えてクリーンインストールしてみました。
左はWindows7動作時のエクスペリエンスインデックスです。
VISTAの表示上限は5.9でWindows7は7.9ですから、5.9を超える値の項目は実性能が5.9よりも高いと言えます。
尚、MR3300に付属していたOffice Personal 2007を最初に導入したせいか普通に日本語入力が出来ました。
【2015/06/11追記】
Microsoft社から、7月29日にWindows 10 をリリースすると発表(※)されました。Windows7もしくは Windows8.1が導入されているデバイスは、リリース後1年間に限り無償でアップグレード出来ると表明されています。
(※)註; http://www.microsoft.com/ja-jp/windows/features