2014年2月28日金曜日

I-O DATAのRAM DISKを試してみました。

RAM DISKの効用については多くのパソコン誌で紹介されています。今般、SOTEC製ディスクトップパソコンに計4Gbのメモリーを搭載しI-O DATAから提供されているRamPhantom3 LEを導入してみました。

《画像はクリックすると拡大します》

今回の試用機は、2008年5月にSOTECから発売されたBJ5715KPBです。

本機は汎用品ですが、以下の二点に手を加え性能向上を図っています。

①CPUをdual core processor E2160からCore 2 Duo E6750(クロック2.66G)に換装。

②新たにグラフィックスボードGEFORCE GT610を追加しています。

RamPhantom3 LEを入手するにはI-O DATAのHPを訪れて所有しているメモリのシリアル番号12桁を入力する必要があります。



使用可能なメモリが記載されていますが、何年か前に購入したメモリのパッケージ(右の画像)上にメモしていた9桁の数値を入力しました。

すると、「間違っています。記入例に習って入力ください」旨の注意書が表示されます。試しに「記入例」をコピーし貼り付けると、何とOKになりました。


 

ダウンロード・インストール後に初期設定を済ませるとRamPhantom3 LEが動作を始めます。

初期設定後にユーティリティアイコンを開いてみると、OS管理外のメモリ768MbがRamPhantom3 LEに充てられていることが解ります。





エクスペリエンスインデックス上では、何らの数値向上も認められません。

I-O DATAのHP上では「RAMディスクは、通常のハードディスクに比べデータの転送速度が圧倒的に高速。ハードディスクの代わりに使うと、読み書きに時間がかかるソフトも快適に利用できます。」と記載されています。




さて、実際に使ってみると、体感速度が速くなったという表現では語り尽くせない、正しく「データの転送速度が圧倒的に高速。ハードディスクの代わりに使うと、読み書きに時間がかかるソフトも快適に利用できます。」という効能書きに誇張はありません。


RamPhantom3 LEの入手先は次の通りです。
http://www.iodata.jp/promo/soft/ram/ramphantom.htm

ダウンロードボタンを押していくとシリアル番号の記入を求められますが記入例をコピーして貼り付ければダウンロードできます。この計らいは、ファイルの最後に紹介されている製品版(有料版)への呼び水(試供)なのかもしれません。


【2014/03/02追記】
バッファローからもRAM DISKが案内されています。
http://buffalo.jp/products/catalog/memory/speedup/ramdisk.html

こちらはシリアル番号の入力は不要です。バッファロー製メモリが対象と記載されていますが、実使用上ではハードウェアとしての要件を満たしていれば他社製メモリでも使用可能のよう(※)です。

(※)註;
RamPhantom3 LEをアンインストール後にバッファローRAM DISKをインストールしてみたところ、正常に動作しました。






2014年2月1日土曜日

エプソン製MR3300をリニューアルしました。 (そのⅡ)

先に(※1)リニューアルしたエプソン製MR3300を使って動画環境を構成してみました。結果的に秀れたデータ保全環境とも言えますので紹介いたします。
(※1)註; 下記アーカイブを参照ください。
http://omoitsukisimotsuke.blogspot.jp/2013/10/blog-post_28.html

《画像はクリックすると拡大します》
先にリニューアルした箇所は次の通り
です。

①CPUを、クロック2.93GのPentium dual core processor E6500に換装しました。
②HDMI端子を備えたグラフィックスボードGeForceGT610 を追加搭載しました。
③HDDを500Gbに換装すると共にメモリ容量を (512Mb×2)+(1Gb×2)計3Gbに増量しました。



今回、MR3300上で手を加えるのは次の2点です。

①HDDを、当パソコンに元々付いていた250Gbに戻します(※2)。(外した500Gbの使い道は後述します)

(※2)註;
以前に購入したHDD(I・O DATA)に付属していた「HD革命」を使って、HDDを丸ごとコピーします。


②新たにバッファロー製e SATAボード(※3)を搭載します。
⇒メインボードのPCI Express1ポートへ取り付けます。

(※3)註;
余剰パーツを活用していますので、製品のIFC-PCIE2ESです。
⇒メーカーのWEBから最新のドライバーを入手します。


 
外部接続機器の一つとして、オウルテック製の外付けHDDケースOWL-EGP35/EU(※4)を接続します。
⇒このHDDケースはe SATAとUSBに対応していますが、使用上の発展性を考慮しe SATA端子へ接続します。

(※4)註;
余剰パーツを活用していますので製品ですが、このケースはHDDが簡単に交換できるため多目的に使えます。

知る限り、こんなに簡単にHDDを入れ替えられるケースは他に類がありませんので紹介します。

工具は不要で、1分以内にケースとHDDを分離することができ2分もあればHDDの交換が完了します。

アルミ製の筺体でファンが付いている為、HDDは驚くほど低温で動作しますがファンの音は少し気になります。

 
この外付けHDDケースに(パソコンに装着していた)500GbのHDDを組み込み、その他の外部USB接続機器としてBD光学ドライブと地上デジタルチューナーを装備すれば、地上デジタル放送の録画・再生・ムーブばかりかブルーレイコンテンツの再生が可能になります。

また、このように外付けHDDが簡単に入れ替えられる環境であれば、地デジ用のHDDこそ持ち運び出来ませんが、地デジ以外の動画や一般画像に加えドキュメントデータ用など用途別のHDDを用意すれば整理と管理が格段に容易になります。


【2014/03/15追記】
メモリを4Gb(1Gb×4)に増設し、I-O DATAのRAM DISK(ソフト名; RamPhantom3 LE)を導入しました。
I-O DATAのRAM DISK(ソフト名; RamPhantom3 LE)の入手先は次の通りです。
http://www.iodata.jp/promo/soft/ram/ramphantom.htm

ダウンロードボタンを押していくとシリアル番号の記入を求められますが記入例をコピーして貼り付ければダウンロードできます。(この粋な計らいは、或いはファイルの最後に紹介されている製品版(有料版)への呼び水(試供)なのでしょうか)

I-O DATAでは、「RamPhantom3 LEは通常のハードディスクに比べデータの転送速度が圧倒的に高速で、ハードディスクの代わりに使うと、読み書きに時間がかかるソフトウェアも快適に利用できる」としています。

【2014/03/27追記】
グラフィックスボードを、GT610からGT430に換装しました。

こちらは、GT610を搭載していた時のエクスペリエンスインデックスです。

この時のメモリは2Gbでしたが、それでもメモリスコアは5.9を表示していました。

GT610の性能は、ゲーム寄りにチューンされていることが解ります。


 
こちらが、今回導入したGT430のエクスペリエンスインデックスです。

このグラフィックスボードは、動画再生に重きを置いていることが解ります。

イギリスの録り鉄たちが、高速で走る蒸気機関車をフルHDで撮影した動画(ユーチューブ)であっても全く破綻することなく追随します。


GT610とGT430は何れも現行商品です。

【2014/03/29追記】
RAM DISKに依存してパソコン再起動時の待ち時間が長くなったこと及びRAM DISKの支援がなくても必要かつ十分な性能が得られるようになったことよりRAM DISKをアンインストールしました。

【2014/05/01追記
本機に搭載されている光学式ドライブは2007年製のマルチタイプで、DVD-R, +Rの書き込み速度は16倍速です。何年か前に衝動買いしたドライブがSATA端子だったことを思い出し換装してみました。
 
DVD-R, +Rの書き込みが24倍速のスーパーマルチタイプですが、一般的な使用では元のままでも問題ないレベルです。










【2015/06/11追記】
Microsoft社から、7月29日にWindows 10 をリリースすると発表(※5)されました。Windows7もしくは Windows8.1が導入されているデバイスは、リリース後1年間に限り無償でアップグレード出来ると表明されています。

 (※5)註; http://www.microsoft.com/ja-jp/windows/features


【2015/06/13追記】
現時点ではリリースされていないWindows 10 を導入した事例(別機種)を紹介(※6)します。尚、本機も既に導入済みですが、注意点として事前にWindows7上でグラフィックスボードのドライバーを一旦アンインストールしてから、改めてボード(GT-430)に付属しているCDディスクを使ってインストールし直さない(※7)と、Windows 10 へ移行後に解像度の調整が出来ません。

(※6)註; http://omoitsukisimotsuke.blogspot.jp/2015/05/windows10.html

(※7)註; 
通常、上書きインストールの場合は元のOSのドライバーが適用されますが、ディスプレイアダプタは、GT-430のCDディスクに収録されている汎用ドライバーが適用されるようです。



【2015/07/10追記】
他機種のWindows 10 導入記事を参照いただければ幸甚です。
http://omoitsukisimotsuke.blogspot.jp/2015/05/windows10.html