2015年5月26日火曜日

家電店の行く末は?


かつて三種の神器と持て囃やされた時期もあった家電業界。今や見る影もありません。
今後どうなって行くのでしょうか。


①量販店が全盛のころ、中部地方で電気専門店を営む社長が言ってました。
⇒何れ量販店同士が競争して淘汰されていく。
   そこからが、また、俺たちの時代だ。

②量販店が全盛のころ、東北地方で電気専門店を営む社長が言ってました。
⇒得意先の家電品の在りかと年齢は残らず知っている。
    例え一個の電球が切れたとしても交換に伺う。

③量販店が全盛のころ、関東地方で電気専門店を営む社長が言ってました。
⇒量販店は価格競争に明け暮れているが、ウチは真心で顧客に接している。
   そこそこに儲けさせていただいている。

④量販店が全盛のころ、北関東地方で電気専門店を営む社長が言ってました。
⇒電気製品は今や下駄と同じ。何処で買っても品物は変わらない。
  雨漏りがすると聞けばアンテナ設置用の梯子を持って駆け付ける。

⑤量販店の勢いに陰りが見えたころ、量販店筋から次のような声が聞こえていました。
⇒電気店が自ら商品を製造している訳ではないので商品による他店との
   差別化は難しい。


高齢化が進む日本。なりは小さくとも営々と築いてきた地域との強い絆と軽快なフットワークがウリの「町の電気屋さん」に、再び陽の当たる時代が到来したと言えるのではないでしょうか。





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