2016年7月9日土曜日

黒塗りのサイバーショットDSC-T10は未だ軽快です。

SONYサイバーショットDSC-T10は使い始めて8年を超す旧いデジカメですが、古くささを感じさせないばかりか、出っ張りが無い構造は現在でもルポカメラとして最適です。

《画像はクリックすると拡大します》
DSC-T102006年に発売された製品です。

銀塩カメラへのノスタルジーを捨てきれない者にとっては金属のブラックボディに限りない愛着を感じます。

本機はスーツポケットでもズボンポケットへでもストンと入り携帯上の負担が少なく且つ目立ちません。



さっと取り出し前カバーを「カチッ」と下げれば準備完了で、即シャッターが切れます。

コーティングが素晴らしいカールツァイス(ブランド)のレンズを装備し不敵な面構えをしています。

黒色塗装の金属ボディは使い込んでいくほどに塗料が落ち下地が見えてきますが、これも黒カメの勲章です。


奥行は20.6mm(最薄部16.8mm)で、当時は世界最薄を誇っていました。

質量は約165gバッテリー、メモリースティック、ストラップを含む)しかありません。

有効画素数は720万画素です。今は最低800万画素が理想ですが、実使用上で特に支障は生じていません。

このカメラは無頓着に扱ってもディスプレイ表面に擦り傷が付くことはありません。これは特筆ものです。



これらDSC-T10の特徴は、ルポカメラとして欠かせない要件を概ね満たしています。これからも撮影場面に応じて使っていくつもりです。


参考画像
DSC-T10を使った作例

朝の散歩で見つけた可憐な花、思わず微笑みシャッターを切っていました。

路地の片隅に咲いていましたが、丁寧に手入れされた痕跡が認められます。





参考画像
DSC-T10を使った作例

黒色の塗装例2009年に発売されたSONY コンデジ DSC-W220です。

経時に伴う擦り傷が幾つか見られるも機能や性能への影響は皆無です。

押し並べて、SONYデジカメは写真写りが良いのも大きな特徴です。



2016/10/21追記】
マンチェスター(UK)に駐在していた後輩から、欧州向けのDSC-T10を頂戴しました。

国内向けと異なる点は、MENEボタンを押した際に日本語での表示ができません。

シルバー仕様も悪くはありません。








【参考情報】
(黒色のコンデジ) RIKOH Caplio GX8に関する記事を掲載しました。
http://omoitsukisimotsuke.blogspot.jp/2017/10/rikoh-gx8_25.html

優れた工業製品は見た目も美しい。を掲載しました。
http://omoitsukisimotsuke.blogspot.jp/2018/01/dmc-lx3.html

触って癒され撮って楽しいコンデジを蒐集しましょう。
http://omoitsukisimotsuke.blogspot.jp/2018/02/blog-post.html

2003年製のコンデジが今も現役です。

PowerShot pro1は、今でもハイパーコンデジだ。
http://omoitsukisimotsuke.blogspot.com/2018/07/powershot-pro1.html

RIKOH GXRは世界で唯一のカメラユニット交換式のデジカメだ。
https://omoitsukisimotsuke.blogspot.com/2020/01/gxr.html




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