2012年12月10日月曜日

散歩の相棒 BAN君が星になりました。

いつの間にか心の支えになっていた愛犬が天寿を全うし星になりました。毎日の散歩は時として苦痛でしたが、居なくなってみると、何故もっとかまってやらなかったのだろうと自責の念にかられブルーな気分がなかなか抜けません。

オイオイ、オイラと一緒に遊んでくれや。
縁とは不思議なもので、BAN君が我が家の一員に加わった同じ年に娘に長女が誕生しました。

娘の嫁ぎ先とは車で二時間近く離れていますが、孫娘は幼稚園に入るまで矢板に居ついてしまい仲の良い遊び相手になりました。

このころBAN君の体重は30Kgを超え下敷きになってはと心配しましたが直ぐにBAN君の方が気を遣うと判りました。


オーイ、カメラを置いて三人で遊ぼうよ。
ここには元々は芝を敷き詰めていましたが、先ずは一部が孫娘用の砂場になり、その後、庭全体が犬小屋の一部と化し河原みたいになってしまいました。

図体が大きくて「やんちゃ」な性格は、散歩するのが大変でした。

散歩中に出会った犬に興奮し二度も引きずられ、二度とも転んでしまい今だに打撲した指が痛みます。


オイオイ、そんなものを振り回さないでよ。
孫娘が小学校へ通いだし、休みの日しか遊べなくなりました。今日は久しぶりに三人で近くの広場へ出かけました。

人の一年は犬の七年に相当すると言われますから、BAN君は、もう立派な大人です。顔つきも体も精悍になりました。




起こさないでね。
寒くても暑くても少々雨が降っても元気に散歩していたBAN君ですが、二年ほど前から会う人ごとに「幾つになりましたか?」と聞かれるようになりました。

今年の初めころからは、時々後ろ足を引き摺ることがあり、何かに蹴躓くとパタンと倒れることもありました。

そして、暇さえあれば右のように顔を抱え寝込んで過ごすことが多くなりました。



それでも、前日の夕刻まではオヤツの食パンを待ちかね美味しそうに食べていましたが、翌朝には口を付けることなく静かに十三年間の生涯を閉じました。合掌。


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