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今回の試用機は、2008年5月にSOTECから発売されたBJ5715KPBです。
本機は汎用品ですが、以下の3点に手を加え性能向上を図っています。
①CPUを、Dual core processor E2160からCore 2 Duo E6750(クロック2.66G)に換装しています。
②新たに、msi製のグラフィックスボードGEFORCE GT610を追加しています。
③メモリーの容量を、2Gbから4Gbに増量しています。
I-O DATAのRAM DISKを入手するには、HPを訪れて、自己保有メモリのシリアル番号を入力する必要があります。
但し、「記入例に習って入力ください」との記載がありますので、「記入例」そのままのシリアル番号を入力してもダウンロード可能です。
初期設定後にユーティリティアイコンを開いてみると、OS管理外のメモリ768MbがRAM DISKに充てられていることが解ります。
導入後にエクスペリエンスインデックスを確認しても、数値上の変化は何ら認められませんが、実使用に於いて体感速度が圧倒的に向上したことが分かります。
I-O DATAのRAM DISK(ソフト名; RamPhantom3 LE)の入手先は次の通りです。
http://www.iodata.jp/promo/soft/ram/ramphantom.htm
ダウンロードボタンを押していくとシリアル番号の記入を求められますが記入例をコピーして貼り付ければダウンロードできます。この計らいは、ファイルの最後に紹介されている製品版(有料版)への呼び水(試供)なのかもしれません。
I-O DATAでは、RamPhantom3 LEは、通常のハードディスクに比べデータの転送速度が圧倒的に高速で、ハードディスクの代わりに使うと、読み書きに時間がかかるソフトウェアも快適に利用できるとしています。
次にバッファローのHPからRAM DISKを導入してみましょう。
http://buffalo.jp/products/catalog/memory/speedup/ramdisk.html
こちらはシリアル番号の入力は不要です。バッファロー製メモリが対象と記載されていますが、実使用上ではハードウェアとしての要件を満たしていれば他社製メモリでも使用可能のよう(※)です。インストール後の初期設定は、通常使用なら「かんたん設定」で十分です。
(※)註;
I-O DATAのRAM DISKを導入しているパソコンにバッファローのRAM DISKを導入する場合は、先に
I-O DATAのRAM DISKをアンインストールしてからバッファローのRAM DISKをインストールします。
バッファローでは、ベンチマークソフトウェアを使って他社と比較した上で、メモリ上にRAM DISKの領域を作る時に「ひとかたまり」で確保するので処理が高速化するためバッファローのRAM DISKが他社より優れているとしています。
【総括】
どちらが優位かの判断は諸兄にお任せするとして、何れのRAM DISKを導入したとしても、導入前と比べると体感速度が圧倒的に向上したことが分かります。4Gbのメモリを搭載したならRAM DISKを導入しない手はありません。
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