2018年4月28日土曜日

2018 矢板市 長峰公園のツツジが見ごろを迎えました。

「日本の都市公園100選」に挙げられている長峰公園のツツジが見ごろを迎えました。本年は、ことのほか寒暖の変化が激しかったせいか例年より開花が早いようですが、その分、例年に増し鮮やかで豊かな色彩を楽しむことができます。

《画像はクリックすると拡大します》

今年は撮影枚数が優に200枚を超えました。
先ずは、正面エントランス付近の様子です。

花畑は繊細に管理されているようで、時節の移ろいに則した花が次々に開花します。



少し、目線を左へ移動してみましょう。実はこの画像は一週間前に撮影したものです。

この時は未だ、大きな切り株の右隣に伸び盛りのボタン桜が、このように満開でした。






今回は、お祭り広場の外周を時計回りに移動します。この画像も一週間前に撮影しました。

手前の小さな木は枝垂桜で、この時は満開でしたが、今では葉桜になっています。





これが今の枝垂れ桜の様子です。ツツジ山の方は一週間前より遥かに鮮やかです。

左隅を流れている川は人造です。連休を前に水栓が開けられ放流が始まったばかりです。
これは、ツツジ山の西側の裾野です。歌碑の傍に丸いガラスのランタンが立っています。

ランタンはガラス部が逆三角錐のものも有り、優雅なスタイルは公園のBigアクセントです。






ツツジ山へ登る階段が見えてきました。ここに逆三角錐のランタンが立っています。

このような階段は幾筋もあります。スロープが緩やかなのは西側の裾野この付近です。

階段を登らずに東(右)へ蟹歩きすると、ここにも逆三角錐のランタンが立っています。

シンボルタワーは公園内の何処からでも見えますから、待ち合わせに好都合です。






この不思議な形をした銀色の建物と柱はシンボルタワーと関連しているように見えます。

曰くが有りそうですが、 左脳が 「解らないなら謎解きは次回にすれば?」と先を急がせます。






いやいや、前から気になっていた物体です。この際、もう少し観察することにしました。

しかしながら、結局、石組み上に建てられた奇妙な建造物の正体は
判りませんでした。 




少し登って、この辺りを高所から眺めてみましょう。お祭り広場の先に市街が見えます。

ここからも不思議な建造物は見えます。来訪者に深考を促すためのモニュメント?・・・





この近く、 「ここは公園内の一等地です。 どうぞ座って観賞ください」との有難い「忖度」です。

何処に何を配置したら適切かが見事に具現化された日本屈指の大型都市公園でしょう。






さて、これは正面エントランスから反対側の西側エントランスまで続く遊歩道の一角です。

ここにも逆三角錐形のランタンが立っており、ひと時、異国を旅している気分に浸れます。






見所が多く限がありませんので、最後に西側エントランス付近を見ていただきましょう。

園内にキッズ広場が併設されていることより子供連れの来園も絶えることがありません。









一般に風景を画像化したら画像の方が美しいのが常ですが、この長峰公園と JR 片岡駅のツツジだけは絶対に実風景に敵いません。見ごろの続く今、実風景の美しさを確かめに是非とも現地へお出かけください。



【2020/05/05追記】

本年のゴールデンウイークはコロナ禍に見舞われ筆者も外出自粛中の身ですから3密の掟に従い誰も来ていない日の出の刻に参上。例年にも増して色鮮やかな矢板ツツジを撮ってきましたので取って置きの一枚を紹介いたしましょう。


















【関連記事】
JR 片岡駅のツツジが見ごろになりました。
http://omoitsukisimotsuke.blogspot.jp/2018/04/2018-jr.html




【追記】
使用した撮影機材

SONY製の Cyber-shot F828は2003年11月にSONYから発売されました。

発売後14年有余になりますが現在もストレス無く普通に使えます。







Cyber-shot F828は旧いデジカメですが、現在でも全く古さを感じさせない
ユニークなデザインと、そこかしこのギミックな構造が特徴です。

【関連リンク】















2018年4月22日日曜日

2018 JR 片岡駅のツツジが見ごろになりました。

近くの民家のツツジが例年に比べ一週間ほど早く見ごろを迎えた為、見ごろを見逃したら洒落にもならないと押っ取りカメラでツツジの駅として有名なJR片岡駅へ駆けつけてみました。

《画像はクリックすると拡大します》

車で、矢板市街からJR宇都宮線沿いに片岡駅西口へ向かいます。

やがて、耕されたばかりの畑の向こうに駅が見えてきました。


畑と駅の境界(土手)を、真っ赤なツツジが帯のように延びています。



近づいてみると土手と畑の間に歩ける程度のスペ ースがあります。

ツツジも所々歯抜けになっており、この付近での撮影が可能です。


今回は、この近辺からJR片岡駅ツツジ風景をお届けしましょう。
先ずは畑側から、このツツジの帯を眺めてみましょう。

右端に駅と架線、内へツツジ, 水仙, スミレetcそして雑草です。





続いて、駅の構内側のツツジと駅舎との位置関係です。

下り線路とツツジの間に、そこそこ広い空間が確保されています。






ツツジの反射光により駅舎の柱や壁板が赤く染って見えます。

また、ホームのガラス窓には赤いツツジ群が映り込んでいます。







偶々、宇都宮方面から仙台方面へ向かう貨物列車が通過します。

モダンな駅舎と真っ赤なツツジ。短い期間の絶景ポイントです。







タンクローリーのみで編成されたカラフルな貨物列車が通過中です。






列車は、轟音を発しながら、瞬く間に、すっ飛んで行きました。











最後にもう一枚、この方向からのツツジ群を見てみましょう。














一般に、風景を画像化したら画像の方が美しいのが常ですが、この片岡駅のツツジと長峰公園のツツジだけは絶対に実風景には敵いません。実物を見に是非ともお出かけください。



【関連記事】
2018 矢板市 長峰公園のツツジが見ごろをむかえました。
http://omoitsukisimotsuke.blogspot.jp/2018/04/2018.html

片岡駅西口のイルミネーションを撮ってきた。をアップロードしました。
https://omoitsukisimotsuke.blogspot.com/2019/12/blog-post_31.html


【追記】
使用した撮影機材

SONY製の Cyber-shot F828は2003年11月にSONYから発売されました。

発売後14年有余になりますが現在もストレス無く普通に使えます。






Cyber-shot F828は旧いデジカメですが、現在でも全く古さを感じさせない
ユニークなデザインと、そこかしこのギミックな構造が特徴です。

【関連リンク】











2018年4月3日火曜日

2003年製のコンデジが今も現役です。

かつて、コンデジは撮像センサーの画素数が日進月歩で増え続けていた時期にモデルチェンジが頻繁に行われました。今回は、そんな撮像センサーの進化中に開発された独自のCCDを搭載した今も現役バリバリの SONY Cyber-shot F828を紹介いたしましょう。


《画像はクリックすると拡大します》

プロフェッショナル仕様を標榜するCyber-shot F828は、2003年11月にSONYから発売されました。

口径58mmのズームレンズ Carl Zeiss Vario-Sonnar
T*装備したネオ一眼デジタルカメラです。


レンズは、広角28mm(F2.0) ~ 望遠200mm(F2.8)をカバーする、  驚異の明るさを誇る7倍ズームレンズです。

緑色の再現にこだわって、 4色カラーフィルターを採用した2/3インチ有効 810万画素CCDを搭載しています。





ぱっと見では一眼レフのようですが、ミラー板が無くレンズも交換できないためコンデジの範疇に入ります。

軍艦部には、汎用コンデジでは余り見かけない情報表示用の液晶モニターを装備しています。





本機の最大の特徴は、レンズが本体を起点にして上下方向にスイベルできるギミックな機構です。

右はレンズを上方向にスイベルさせた状態で、這いつくばらなくても被写体を低い位置から狙うことが出来ます。


左はレンズを下方向にスイベルさせた状態で、脚立が無くても被写体を高い位置から狙うことが出来ます。

バリアングル式のモニターに代わる、カメラ本体の奥行を極力抑えたSONY Cyber-shot F828独自の機構です。





本機の背面には液晶(固定) モニターの他に、視野率100%の電子式ビューファインダーを装備しています。

使用頻度が多い電子式ビューファインダーには、天然ゴム製のアイカップと精巧な視度調節器が付いています。




ほとんどの外装パーツは金属ですが、グリップとレンズ周りには耐候性に優れたラバー加工が施されています。

グリップ内から
Memory Stick PRO Duo が利用でき、動作スピード/撮影枚数とも不満なく使えます







Cyber-shot F828は発売後14年有余になりますが、現在でも旧さを全く感じさせないユニークなデザインに加え、昨今の高性能コンデジに引けを取らない高品位な画像をストレス無く切り出してくれる優れものです。



Cyber-shot F828を使った作品例



木幡神社


鎌倉時代に建立
国の重要文化財













2018/04/10追記】

Cyber-shot F828の発売から3年有余後の2007年4月に発売された、1/2.5インチ有効810万画素CCDを搭載したコンシューマー向けコンデジCyber-shot H7を紹介いたしましょう。

レンズはスイベルしませんが、15倍ズームレンズと電子ビューファインダーを装備したカメラです。

外装にエンジニアリングプラスチックが多用され、大幅な軽量化と汎用化が図られています。(H7の販売希望価格は F828の約1/3でした)






Cyber-shot H7で撮影した画像を見てみましょう。

プロ仕様とコンシューマー仕様との差は歴然です。

尚、Cyber-shot F828の仕様は下記SONY HPを参照ください。







【関連記事】

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