2018年6月3日日曜日

2018 八方ヶ原のレンゲツツジを見てきました。

約二十万本が群生していると言われる八方ヶ原のレンゲツツジを見てきました。日光国立公園の一翼を担う八方ヶ原周辺は雄大な自然に恵まれ幾つもの遊歩道が整備されていますので、ツツジ見物の次いでに周辺を散策されるのも良いのではないでしょうか。

《画像はクリックすると拡大します》

先ずは、御復習として周辺を散策される方のために付近のマップを紹介しましょう。

主要地点間の距離と大まかな所要時間が記載されていますので拡大して参照ください。

掲載マップは、矢板市観光協会が作成されたマップから必要部分を複製引用したものです。





今回は、いつも見慣れた大間々台アプローチから始めましょう。

ここに木道が付いたのは2013年だったように記憶しています。

ただの木道ではなく、絶景地点まで車椅子が入れるのが特徴です。



木道の先にはレンゲツツジ群が広がり、その向こうには青く霞んだ山々が見えています。

午前6時。太陽は2時の方向にあり、 空の色は左方が青く右方が白く輝いています。

レンゲツツジは赤よりも緑が多く、残念ながら今年の開花は少ないようです。


木道が切れると、自然石を敷き詰めた本来の遊歩道です。

花が少ないと言っても美しい風景に変わりはありません。

正面に見えている真っ赤な帽子のような花に注目してください。



これは、この広い台地に数本だけ花を残しているヤマツツジです。

例年はレンゲツツジに交じり多くのヤマツツジが咲いていました。

異常気象は、こんなところの生態系にも影響したのでしょうか。



このヤマツツジの近くから、富士山みたいな形の山が見えます。

青い空に緑の木々と赤い花、この地を訪ねし者が授かる褒美です

ここで美味しい空気を吸って一旦、木道まで戻りましょう。
木道の先端から、展望台の方向を眺めてみましょう。

早朝の6時過ぎなのに駐車場には沢山の自動車が停まっています。

手前に見えるような卓袱台と椅子は、この他に何脚か見られます。


レンゲツツジ群の茂みの中へ潜入してみると、こんな感じです。

外からは山肌を連想しますが中は芝生のような草で覆われています。

花は、やはり例年に比べ少なく華やかさに欠けるのは否めません。




華やかさに欠ける理由は花が散る時期が早いせいもあるようです。

このように、既に一部の花びらが散り始めている木が見られます。

今年は例年より開花が10日ほど早く、散るのも早いようです。
最後に駐車場へ戻って八方ヶ原の看板の傍らから大間々台を覗いてみましょう。

花は少なくても、第一級の観光地に相応しい「美しく雄大な風景」に変わりはありません。





もうすぐ午前7時を回ります。そろそろ山を下りることにいたしましょう。












休日の早朝、じっと大間々台に目を注ぐ矢板市の職員(女性)を見掛けました。この山間の高地を平地の公園と同じように整備し管理し活用を考える行政の注力は並大抵ではないでしょう。
せめて、 ここを訪れた時だけでも、そのことに思いを馳せたいものです





今回の撮影に使用した機材

CANON Power Shot Pro1

一般に美しい姿形の工業製品は
信頼性が高く性能も良いとされ
ています。

本機は発売から14年余になり
ますが、今も現役にえるハイ
パーコンデジです。














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