世界一高い自立式電波塔、東京スカイツリーから雪片が降ってくるとの連日の報道に刺激されて、矢板を代表する観光地であり、日光国立公園の一翼を担う八方ヶ原の冬を眺めて来ました。
高速エレベーターこそありませんが市内から高原山を車で上ること20分、東京スカイツリーの約2.5倍の標高に広がる天空の台地には、四季折々、目まぐるしく姿を変える美しい大自然があります。
写真はクリックすると拡大します。
県道30号線を経て56号線に入り市街地から約5分のところ、標識に沿って県民の森・八方ヶ原へと向かいます。
時代劇の撮影でも同じ悩みがあるそうですが、ベストのポジションには、たいてい電柱が立って電線が横切っています。
東京スカイツリーの高さ(634m)を超えたと思われる標高付近から、こんな景色に変わります。
この日は久しぶりに気温が高くなったため路面の雪は溶けていました。
八方ヶ原に到着しました。右へ曲がると山の駅や草原があります。
まっすぐは那須塩原温泉への間道です。
1~3月まで通行止になりますが、春には新緑が芽吹き、夏が終わる頃から屈指の紅葉ロードへと変貌していきます。
この道は八方湖へつながりますが、今は雪が深く、四輪駆動車でも辿りつくことは出来ません。
八方湖は、一般に見られる湖の風景とはまるで異なります。レポートは雪解け後の次の機会に譲ることにいたしましょう。
雪が無ければ、雄大な草原の中に魚の骨のように張り巡らされた遊歩道を散策することが出来ます。
また、近くの展望台からは壮大なパノラマ関東平野が眼下に広がりますが、今回は身動きが取れず、撮れたショットは次の一枚と合わせ二枚しかありません。
白くて広い静寂の世界、訪れた者だけに許された至福の時間です。
多くの人たちが散策を楽しむ春が訪れた時、改めて、賑わいある美しい草原の風景をレポートします。
乞う、ご期待!
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