28日の夕刻から夜にかけ北関東一円に強風が吹きました。これで塵やガスや霞が吹き飛ばされ翌朝の空気に濁りは無い筈と読んだ筆者は、29日の朝方、天下の名園、長峰公園を訪ねてみました。
読みは当たり、大空には雲ひとつ無く真っ青で、
こんな感じでした。
矢板上空は北方向への航空路に当たっており、
たまたま見上げた目線の先を一機二機と大型
ジェット機が飛行機雲を吐き出しながら北の方
へと飛び去っていきました。
さあ、ここから公園の天辺、シンボル
タワーへ登ってみましょう。
タワーは丘の天辺から垂直に伸びて
いますが、その形は、弓矢の矢に矢
板の矢を重ねたイメージのようです。
天気の良い日には、夕日に照らされ
鏡のようにキラキラ光る姿を街の至る
所から見ることができます。
この階段を上りきると公園の天辺、
シンボルタワーが建っている場所
です。
ここへは幾度か来ていましたが、
夕日に反射する姿を見る迄はコン
クリート造りだと思っていました。
近くで良く見ると表面に金属板が
貼ってあることが分かります。
これはシンボルタワーの螺旋階段上
から矢板市街を眺望した景色です。
遠くに奥日光の男体山が、右方向に
鶏頂山/高原山が見えます。
この時期、未だ桜もツツジも咲いて
いませんが、残雪を被ってたたずむ
山々の姿は美しく雄大です。
これは、中腹まで降りたところで同じ
方向を撮影したものです。
ここからは、鶏頂山/高原山が良く
見えます。
降りる途中で、こんな姿の松ノ木を
見つけました。
つい見過ごしてしまうところですが、
公園の景観を引き立ててくれる大切
なアイテムです。
駐車場の傍には、近くの幼稚園児が植えた球根が育ち黄色い花が咲き始めていました。桜の花が
満開になる頃には、この花たちも満開になるのではないでしょうか。
2012年3月30日金曜日
2012年3月27日火曜日
最強のルポ用コンデジはDMC-FX66
ブログを始めて四ヶ月余り、手許にある幾つかの新旧デジタルカメラを携え色々な所へ出掛け色々な場面を撮影してきましたが、中で、専ら取材用に使うカメラとして最も適しているのは、Panasonic製のコンデジDMC-FX66ではないでしょうか。
《画像はクリックすると拡大します》
このカメラは2010年の春モデル「LUMIX DMC-FX66」です。高画質と使い勝手の良さがウリでした。
画素数は1410万画素、レンズは35mm判換算で25~125mm相当の、広角から中望遠域ズームが採用されています。
前衛モデルFX60との違いは、画素数が増え、手振れ防止が強化され、新たに超解像技術が搭載されていることです。
このカメラの特長は、基本的に撮影現場ではメニューKeyから機能を呼びださなくても、こと足りるということです。
①は電源スイッチで、スライドすれば
ON, OFFできます。
②は撮影モード切り替えダイヤルで、
通常はオートにしておきます。
③は撮影と再生の切り替えボタンで、
どの位置にあるか一目瞭然です。
では、この高画質カメラで撮影した画像で何ができるか見ていきましよう。
左は焦点距離25mmで撮影した生画像の中から、緊張感に乏しい構図のものを選んだものです。
国道四号線バイパスの四車線化が完了している、さくら市との境界、荒川の北側(矢板市)から撮影しました。
これは生画像から面積比二分の一にして、主要部をパノラマ化したものです。
これは左方向、奥日光の男体山に主眼を置いてトリミングしたものですが、画質の劣化は判別できません。
これは右方向の鶏頂山に主眼を置いて
トリミングしたものです。
元画像が十分なクオリティを持っている場合、このように何枚かに分離できること、また、望遠で撮影したかのような効果が得られます。
そして、元画像が十分なクオリティを持っていると、画像を補正・修正・加工した際にも画像の劣化を最少限に抑えることができます。
このカメラの後継機種(2011年発売)からモードダイヤルが廃止され、一部機能が流行のタッチパネル方式になりました。現場で使用するものから見れば、ダイヤル方式の方が使い勝手が良いのは言うまでもありません。
そう言った意味からも、DMC-FX66はコンバクトデジタルカメラを代表する最も使い勝手の良いカメラではないでしょうか。
《画像はクリックすると拡大します》
このカメラは2010年の春モデル「LUMIX DMC-FX66」です。高画質と使い勝手の良さがウリでした。
画素数は1410万画素、レンズは35mm判換算で25~125mm相当の、広角から中望遠域ズームが採用されています。
前衛モデルFX60との違いは、画素数が増え、手振れ防止が強化され、新たに超解像技術が搭載されていることです。
このカメラの特長は、基本的に撮影現場ではメニューKeyから機能を呼びださなくても、こと足りるということです。
①は電源スイッチで、スライドすれば
ON, OFFできます。
②は撮影モード切り替えダイヤルで、
通常はオートにしておきます。
③は撮影と再生の切り替えボタンで、
どの位置にあるか一目瞭然です。
では、この高画質カメラで撮影した画像で何ができるか見ていきましよう。
左は焦点距離25mmで撮影した生画像の中から、緊張感に乏しい構図のものを選んだものです。
国道四号線バイパスの四車線化が完了している、さくら市との境界、荒川の北側(矢板市)から撮影しました。
これは生画像から面積比二分の一にして、主要部をパノラマ化したものです。
これは左方向、奥日光の男体山に主眼を置いてトリミングしたものですが、画質の劣化は判別できません。
これは右方向の鶏頂山に主眼を置いて
トリミングしたものです。
元画像が十分なクオリティを持っている場合、このように何枚かに分離できること、また、望遠で撮影したかのような効果が得られます。
そして、元画像が十分なクオリティを持っていると、画像を補正・修正・加工した際にも画像の劣化を最少限に抑えることができます。
このカメラの後継機種(2011年発売)からモードダイヤルが廃止され、一部機能が流行のタッチパネル方式になりました。現場で使用するものから見れば、ダイヤル方式の方が使い勝手が良いのは言うまでもありません。
そう言った意味からも、DMC-FX66はコンバクトデジタルカメラを代表する最も使い勝手の良いカメラではないでしょうか。
2012年3月22日木曜日
川崎城跡は本当に素晴らしい。(パートⅡ)
文献によれば、川崎城跡は南北約1.5km,東西約340mの長い地形で、城郭は時代とともに南端から北へと拡がり、主郭跡の北側に水の手曲輪跡、さらに北側に独立した城郭跡が見られることより、一城別郭の構成だったとされています。
《写真はクリックすると拡大します》
城郭へ登るルートは表側の南西端と裏側の南北端の二箇所ありますが、今回は表側南西端に設置されている階段から登ってみましょう。
ここは城山の中腹に当たり九十九折になっている階段の最上部です。平地からは30mくらいの高さになり普通の速さで登ってきても相当きつい運動になります。
階段を登りきって目につくのは梅林です。これは梅林の極く一部で未だ蕾の状態ですが、四月になれば一斉に開花することでしょう。
梅林の先に緑が映える一本の大木、丸裸の広葉樹が多い中で良く目立ちます。
この大木の傍の石段を上ると、半月の形をした本丸跡へと続きます。
本丸があった広大な土地には桜の木が巧みに配置されています。
輪切りにした丸太が椅子代わりに置いてあり、あちこちに切り株が残っています。
多分、桜以外の木は巧みに間伐されたと言うべきかもしれません。
広場の向こうには、矢板の街並みがパノ
ラマのように広がっています。
少し角度を変えてみましょう。
藤棚が見えます。
その向こうにも、矢板の街並みが広がります。
絶景です。春には桜が咲き藤の花が咲き
誇ることでしょう。
一部しか掲載できないのが残念ですが、今回は、いつになく多くのシャッターを切っていました。
今後、この場所から撮影することは叶いませんが、今回の締め括りとして、城郭の東北端付近から「ともなり橋」を見下ろした1ショットです。
城跡とか城址と呼ばれる景勝地や公園は全国各地に数多く存在します。ここ川崎城跡公園の整備には
三ヵ年もの年月を要したようですが、これほど手入れの行き届いた景勝地は、そう多くは在りません。
昨年は花見どころではありませんでしたが、今年は、梅や桜が満開の頃には大勢の子供連れで賑わう
ことでしょう。その頃に再び訪れたいと思っています。
《写真はクリックすると拡大します》
城郭へ登るルートは表側の南西端と裏側の南北端の二箇所ありますが、今回は表側南西端に設置されている階段から登ってみましょう。
ここは城山の中腹に当たり九十九折になっている階段の最上部です。平地からは30mくらいの高さになり普通の速さで登ってきても相当きつい運動になります。
階段を登りきって目につくのは梅林です。これは梅林の極く一部で未だ蕾の状態ですが、四月になれば一斉に開花することでしょう。
梅林の先に緑が映える一本の大木、丸裸の広葉樹が多い中で良く目立ちます。
この大木の傍の石段を上ると、半月の形をした本丸跡へと続きます。
本丸があった広大な土地には桜の木が巧みに配置されています。
輪切りにした丸太が椅子代わりに置いてあり、あちこちに切り株が残っています。
多分、桜以外の木は巧みに間伐されたと言うべきかもしれません。
広場の向こうには、矢板の街並みがパノ
ラマのように広がっています。
少し角度を変えてみましょう。
藤棚が見えます。
その向こうにも、矢板の街並みが広がります。
絶景です。春には桜が咲き藤の花が咲き
誇ることでしょう。
一部しか掲載できないのが残念ですが、今回は、いつになく多くのシャッターを切っていました。
今後、この場所から撮影することは叶いませんが、今回の締め括りとして、城郭の東北端付近から「ともなり橋」を見下ろした1ショットです。
城跡とか城址と呼ばれる景勝地や公園は全国各地に数多く存在します。ここ川崎城跡公園の整備には
三ヵ年もの年月を要したようですが、これほど手入れの行き届いた景勝地は、そう多くは在りません。
昨年は花見どころではありませんでしたが、今年は、梅や桜が満開の頃には大勢の子供連れで賑わう
ことでしょう。その頃に再び訪れたいと思っています。
2012年3月12日月曜日
川崎城跡は本当に素晴らしい。(パートⅠ)
川崎城跡は平安時代から戦国時代にかけて塩谷地方の北西部を支配した塩谷氏の本拠地で、市民から城山と呼ばれている矢板市屈指の文化遺産です。(尚、2月22日付で掲載しました「川崎城跡は本当に素晴らしい」は、再編集のうえパートⅡとして掲載させていただきます)
先ずは城山の周辺を探索してみましょう。
《画像はクリックすると拡大します》
これは川崎城跡の南半分を「ともなり橋」付近から見上げたもので、川面から主郭跡までの高さは47mとされています。
天然の岩や崖の、急峻な斜面になって
おり、近代兵器が無かった戦国の世では容易には上れなかっただろうことが窺われます。
これは、南端付近を城側の南曲輪跡から見たものです。
ここからは見えませんが、緑の樹木の向こう側が崖になっています。
これは川崎城跡の北半分を宮川から見上げたものです。
北端は岩が剥き出しの断崖絶壁になっており、昔も今も登ることは難しいと思われます。
川面から天辺までは、雄に10~12階建
ビルくらいの高さではないでしょうか。
これは絶壁の部分を南下方から見たものです。この絶壁は何処から見ても迫力があります。
奇抜なアイデアですがロッククライミング実践道場のような、年間を通じて集客できる観光資源として活かす道は無いものでしょうか。
これは城郭の裏側に当たります。天然の斜面や崖ではなく、土塁と呼ばれる人力による大層な土盛りが施されています。
城跡の至るところに桜の木が生えていますが、後世に植えられたものでしょうか、ここでも多く見られます。
土塁の傍を、幅3mくらいの砂利道を挟んで東北自動車道が走っています。
これは、主郭へ通じるエントランスを登らないで直進した場合の砂利道を撮影したもので、右側が土塁、左側が東北自動車道です。
では、この道を先へ進んだら何処へつながっているのでしょうか。
そうです。大方の皆様が予想された通り(市営)城の湯温泉センター前でした。
観光地の要件は素材プラス温泉と宿泊施設に美味しい食事です。そこで、何十年か後には川崎城跡公園と城の湯温泉センターを核に一大レジャーランドが出来上がり、この道が周回コースの一つになっているんじゃないかと夢のようなことを想像しましたが、果たして如何でしょうか。
先ずは城山の周辺を探索してみましょう。
《画像はクリックすると拡大します》
これは川崎城跡の南半分を「ともなり橋」付近から見上げたもので、川面から主郭跡までの高さは47mとされています。
天然の岩や崖の、急峻な斜面になって
おり、近代兵器が無かった戦国の世では容易には上れなかっただろうことが窺われます。
これは、南端付近を城側の南曲輪跡から見たものです。
ここからは見えませんが、緑の樹木の向こう側が崖になっています。
これは川崎城跡の北半分を宮川から見上げたものです。
北端は岩が剥き出しの断崖絶壁になっており、昔も今も登ることは難しいと思われます。
川面から天辺までは、雄に10~12階建
ビルくらいの高さではないでしょうか。
これは絶壁の部分を南下方から見たものです。この絶壁は何処から見ても迫力があります。
奇抜なアイデアですがロッククライミング実践道場のような、年間を通じて集客できる観光資源として活かす道は無いものでしょうか。
これは城郭の裏側に当たります。天然の斜面や崖ではなく、土塁と呼ばれる人力による大層な土盛りが施されています。
城跡の至るところに桜の木が生えていますが、後世に植えられたものでしょうか、ここでも多く見られます。
土塁の傍を、幅3mくらいの砂利道を挟んで東北自動車道が走っています。
これは、主郭へ通じるエントランスを登らないで直進した場合の砂利道を撮影したもので、右側が土塁、左側が東北自動車道です。
では、この道を先へ進んだら何処へつながっているのでしょうか。
そうです。大方の皆様が予想された通り(市営)城の湯温泉センター前でした。
観光地の要件は素材プラス温泉と宿泊施設に美味しい食事です。そこで、何十年か後には川崎城跡公園と城の湯温泉センターを核に一大レジャーランドが出来上がり、この道が周回コースの一つになっているんじゃないかと夢のようなことを想像しましたが、果たして如何でしょうか。
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