《画像はクリックすると拡大します》
このカメラは2010年の春モデル「LUMIX DMC-FX66」です。高画質と使い勝手の良さがウリでした。
画素数は1410万画素、レンズは35mm判換算で25~125mm相当の、広角から中望遠域ズームが採用されています。
前衛モデルFX60との違いは、画素数が増え、手振れ防止が強化され、新たに超解像技術が搭載されていることです。
このカメラの特長は、基本的に撮影現場ではメニューKeyから機能を呼びださなくても、こと足りるということです。
①は電源スイッチで、スライドすれば
ON, OFFできます。
②は撮影モード切り替えダイヤルで、
通常はオートにしておきます。
③は撮影と再生の切り替えボタンで、
どの位置にあるか一目瞭然です。
では、この高画質カメラで撮影した画像で何ができるか見ていきましよう。
左は焦点距離25mmで撮影した生画像の中から、緊張感に乏しい構図のものを選んだものです。
国道四号線バイパスの四車線化が完了している、さくら市との境界、荒川の北側(矢板市)から撮影しました。
これは生画像から面積比二分の一にして、主要部をパノラマ化したものです。
これは左方向、奥日光の男体山に主眼を置いてトリミングしたものですが、画質の劣化は判別できません。
これは右方向の鶏頂山に主眼を置いて
トリミングしたものです。
元画像が十分なクオリティを持っている場合、このように何枚かに分離できること、また、望遠で撮影したかのような効果が得られます。
そして、元画像が十分なクオリティを持っていると、画像を補正・修正・加工した際にも画像の劣化を最少限に抑えることができます。
このカメラの後継機種(2011年発売)からモードダイヤルが廃止され、一部機能が流行のタッチパネル方式になりました。現場で使用するものから見れば、ダイヤル方式の方が使い勝手が良いのは言うまでもありません。
そう言った意味からも、DMC-FX66はコンバクトデジタルカメラを代表する最も使い勝手の良いカメラではないでしょうか。
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