先ずは、矢板屈指の梅林で知られる川崎城跡公園へ行ってみましょう。
これは南東側からの登り口、階段左側に建っている水車小屋です。
この水車は、水が足りない時には電気で回るハイテクな構造(?)になっています。
傍らに佇む一本の梅の木が、この風景を引き締めています。
さて、公園へは今回も南東側の階段から
登ってみましょう。
九十九折の階段を130段くらい上がった
ところから沢山の梅が見えます。
息が切れそうになる頃に、やっと梅林へ
到着します。
梅林の入り口に、絵を描いている女性がいました。水彩画のようです。
聞けば、目の前の木がイケメンだそうで
ここが最も良いポジションとのこと。
ブログへ掲載することを説明した上、描画中の姿を撮らせていただきました。
写真は一瞬を切り取りますが、絵画は
才能プラス努力と根気だと感じました。
同じシーンを別の角度から切り取ってみましょう。
遠景に赤い花びらの梅ノ木、その背景
にある緑の樹木が色を添えます。
白い花びらと赤い花びらの比率は圧倒
的に白い花びらの方が多く95%くらい
でしょうか。
梅林全体を眺めてみましょう。絵を描いている女性の、ほぼ目線に相当します。
街中の梅は赤い花びらが多いように見られますが、ここでは赤い花びらの梅は数えられるほどしかありません。
梅についてWebで調べましたが、色の違いが何なのか良く解りませんでした。
ただ、赤い花が咲いているものは紅梅というようです。
そろそろ最後の階段を登ってみましょう。この階段は30段くらいあります。
ここにも梅があります。白い梅の向こうに赤い梅が見えます。稜線の向こうは市街地側で、その先は崖になっています。
赤い梅の先は城郭の南東端で、断崖になっており、断崖の上に生えている緑の樹木とのコントラストは絶景です。
歩んで来た道を、この場所から振り返ってみましょう。
赤い梅、青い空、緑の立木、そして丸裸の広葉樹が二本、ここからの眺望が最も美しい一押しの梅風景です。
もし真ん中の木と左端の木が桜だとして、桜の花が咲く頃まで梅の花が残っているなら絵になる、いやベストショットになるのにと、つい思ってしまいます。
名残は尽きませんが、そろそろ木幡神社へと移動してみましょう。
ここ国指定の重要文化財である木幡神社には、一本
きりしか見えない白い梅が満開になっていました。
この梅は大きな一本の桜と仲良く並んでいます。先人
は梅の花が散ってから桜の花が咲くよう時間差を考慮
したのでしょうか。
桜の咲く頃に、もう一度、川崎城跡公園と木幡神社をレポートします。
ご期待ください。
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