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矢板市観光協会HPから抜粋し引用しています。 |
左折すれば八方ヶ原ヘ、直進すれば今回紹介いたしますロマンティック街道 in矢板です。
矢板市では第2次21世紀総合計画の中で、この辺一帯を「自然・歴史・文化目的ゾーン」と位置付けて活用していくそうです。
先ずは直進しないで、一旦左折して橋を渡ってから川沿いに右折します。
川のほとりに「ほたるの里づくり指定地」と書かれた看板が立っています。
ほたるは、きれいな水や生い茂る草など、自然環境に恵まれた場所に生息すると言われています。
清流の先には、やがて段状に整然と並んだ水田が見えてきます。
道の脇に「兵庫畑の棚田」と書かれた看板が掲げられています。
日常の地道な丹精の結果が現れているのでしょう。正に絵に描いたような静かで美しい田園風景です。
棚田を眺めながら進むと森の中に小さな橋が見えてきます。
河原に降りると、灌漑用の堰から流れ落ちる清流が、まるで滝のようです。
決して豪快とは言えませんが、周りの緑とマッチし清々しい初夏の風景を演出しています。
橋を渡ると、ロマンティック街道 in矢板へ合流です。
合流地点の近くの集会場に植えてある紫陽花が満開の季節を迎えています。
紫陽花の花びらの色は土壌の物性に依存すると言われています。
しかし、ここには同じ場所に鮮やかな青や紫、しっとりした白など、色とりどりの花が咲いています。
向こうに見えているのは、先ほど通った兵庫畑の棚田付近です。
艶やかな紫陽花を眺めていれば限りがありませんので、先を急ぐことにしましょう。
この、親鯨の上に子鯨が乗っかった木製の置物は通り過ぎてから、「エッ」と振り返り気がつきました。
この街道は何度か通っていますが、目に留まったのは初めてです。
上記に対して5日の夕刻、友人より、「近くに鱒池があるので鱒ではないか」と連絡を受けました。
さて、この杉の森を過ぎると左手に山縣有朋記念館が見えてきます。
ここを紹介しないと、仮にもロマンティック街道 in矢板とは言えません。
明治・大正時代の政治家、山縣有朋が小田原で使用していた別荘を大正12年に移築したもので、栃木県指定の文化財です。
街道を更に進むと、なだらかな丘陵地が続きますがここで、「ハッ」とする場面に遭遇しました。
一瞬、人が宙吊りになっているのではないかと驚きました。ここは、落ち着いて良く観察してみましょう。
違う角度から見ると、顔の辺りに「ヘのヘのもへじ」と書いてあります。
何かのデモストレーションと思われるものの、これも鯨の置物と同じで近くには何もありません。
車で走っていると、一瞬、人のように見え、場面設定も巧妙です。この街道沿いには遊び心が旺盛な人が多いようです。
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