2012年11月22日木曜日

愛犬のBAN君が星になりました。

いつの間にか心の支えになっていた愛犬が、11月の或る日、天寿を全うし星になりました。毎日の散歩は時として苦痛でしたが、居なくなってみると、何故もっとかまってやらなかったのだろうと自責の念にかられブルーな気分がなかなか抜けません。

オイオイ、オイラと一緒に遊んでくれや。
縁とは不思議なもので、BAN君が我が家に来た年に娘に長女が生れました。

娘の嫁ぎ先は車で二時間近く離れていますが、孫娘は幼稚園に入るまで矢板に居ついてしまい、仲の良い遊び相手になりました。

このころ、BAN君の体重は既に30Kgを超えており下敷きになったらと心配しましたが、すぐに、BAN君の方が気を遣うということが判りました。


オーイ、カメラを置いて三人で遊ぼうよ。
ここは元は芝を敷き詰めていましたが、BAN君が家族の一員に加わった時から庭も犬小屋の一部と化し河原みたいになってしまいました。

図体が大きくて「やんちゃ」な性格は、散歩するのが大変でした。

散歩中に出会った犬に興奮し二度も引きずられ、二度とも転んでしまい今だに打撲した指が痛みます。


オイオイ、そんなものを振り回さないでよ。
孫娘が小学校へ通いだし、休みの日にしか遊べなくなりました。今日は久しぶりに三人で近くの広場(保育園の跡地)へ出かけました。

人の一年は犬の七年に相当すると言われますから、BAN君は、もう立派な大人です。顔つきも体も精悍になりました。





起こさないでね。
寒くても暑くても少々雨が降っても元気に散歩していたBAN君ですが、二年ほど前から会う人ごとに「幾つになりましたか?」と聞かれるようになりました。

今年の初めころからは、時々後ろ足を引き摺ることがあり、何かに蹴躓くとパタンと倒れることもありました。

そして、暇さえあれば右のように顔を抱え寝込んで過ごすことが多くなりました。



十一月の或る日、前日の夕刻までオヤツの食パンを待ちかね美味しそうに食べたていましたが、翌朝には口を付けることなく静かに十三年間の生涯を閉じました。合掌。







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