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左は、矢板南産業団地の区画図(※)です。
区画③が、既に運転を開始している「シャープ矢板太陽光発電所」です。
区画①は、現在建設中の「ソフトバンク矢板ソーラーパーク」です。
両区画とも団地内で最も標高の高い場所で、日照に恵まれた好立地です。
(※)註;
栃木県のHPより引用しています。
右は、発電所の仕組みと素子・機器の役割分担を説明した概念図です。
発電所の規模により送電設備が異なります。メガソーラー発電所の場合は〇印の設備になります。
先ずは、南西にある丘の上から発電所を見下してみましょう。
ほぼ全体像が見渡せるところは、ここしかありませんでした。
手前に茶色く見えているのは、伐採された森林の残がい(枯れ枝)です。
続いて、シャープ発電所とソフトバンク発電所の位置関係を見てみましょう。
向こうに、湖のように青く見えているのが、シャープ発電所です。
その手前に広がっているのが建設中のソフトバンク発電所です。
発電施設を近くで見ると、一万枚超の広大なソーラーパネル群でも奥行き感は全く感じられません。
敷地が未だ半分くらい残っていることより、先々の拡張も予想されます。
更に近寄ってみましょう。
発電出力は約2,300KWですが、今(リアルタイム)の発電量は1,377KWであると、計器盤に表示されています。
年間予測発電量は約234万KWhで、一般的な家庭の年間消費電力量に置き換えると、約650世帯分に相当するそうです。
これが間近で見るソーラーパネルです。この発電所は10,455枚のパネルで構成されています。
発電出力の2,300KWは、2.3MW(メガワット)と読み替えることができ、これがメガソーラーと言われる所以です。
括りに、建設が進められている「ソフトバンクソーラーパーク」の、工事の様子を見てみましょう。
ソフトバンクHPによれば、3.0MWの規模になるようですが、こちらも未だ敷地に余裕があります。
向こうに見えるモダンな建物が気になります。帰路、寄り道してみましょう。
このモダンな建物(※)を、団地東南端の「こぶし台公園」から眺望しました。
パープルの藤棚に、ライトブラウンのビルディングがベストマッチです。
(※)註;
カレーハウスCoCo壱番屋さんの栃木工場です。
メディアの報道などによれば、メガソーラー発電所や風力発電所で発電した電気を電力会社へ送電するためには送電環境が整っている必要がありますが、ここは高圧電力が供給されている大規模産業団地ですから全く問題ないようです。
【2013/10/16追記】
注目のメガソーラー発電所を見てきました。(その2)をアップロードしました。
http://omoitsukisimotsuke.blogspot.jp/2013/10/blog-post_16.html
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