2011年11月12日土曜日

スタジオアリスについて語ってみよう

娘の息子(即ち孫)が11月17日に五歳になります。

嫁いでいる娘から、七五三のお祝いと専門店(スタジオアリス)で記念撮影をするからとの連絡がありましたので、10月の或る日曜日に一時間半もかけて嫁ぎ先まで出かけてきました。

実はスタジオアリスには娘の娘(孫娘)が三歳の時と七歳の時にもお世話になっていましたが、その際にはそこそこ高くつくものだなとの印象が残っただけで取り立てて感動した記憶はありませんでした。

今回、衣装合わせから撮影まで他のお客様の撮影風景も見物しながら順番を待ってみて、プロの仕事は我が自己流のスナップ撮影とは随分と違うものだということに気がつきました。

感心したのは衣装の多さや充実した設備のことではありません。

三歳や五歳を迎える子供がカメラの前で思うような顔をしてくれる筈は決してありません。ところが、台車に乗せた自在に動く大きなデジタルカメラを操るお姉さん(そうです女性カメラマン)が間断なく子供たちに語りかける言葉と仕草に、時には幾つかの小道具を見せ、その合間を縫って切るシャッターが実に絶妙なタイミングなのです。

我々普通のアマチュアは、「ハーイ笑ってね」と言ったら、笑った瞬間に遅れてはならじと慌ててシャッターを切っています。スタッフのお姉さんは子供が笑っても微動だにせず我々からすれば遅れたと思う、一呼吸置いてからフラッシュが光ります。

結果は、誰が見ても申し分のない顔をした、おぼっちゃま、おじょうさまに仕上がっていることは言うまでもありません。何であれ、その道を極めたプロは凄いという話です。

スタジオ内でのスチルカメラの使用は禁止されていますが動画の撮影は咎められません。昨今の携帯電話であれば、動画をスチル画像に切り取っても実用に足る画質が得られますので本当は撮影風景を掲載したいところですが、スチルカメラのみ禁止されている真意が推し測れず見送ることにしました。

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