チャリティとの事前案内に釣られ、11月29日のNHKチャリティコンサートを見ていたら島津亜矢さんが出演していました。彼女のことは全く知りませんでしたが、俵星玄蕃を一気に歌い上げるスケールの大きさは筆舌に尽くしがたく、しばし、その迫力に圧倒されました。
この写真は、その日に放送された画面の一部をコンパクトデジタルカメラで撮影したものです。
YahooJapanMusicによりますと、デビュー時には作曲家の高木東六氏に「末恐ろしい」と評され、歌手の藤山一郎氏に「日本の演歌の財産だ」と言わしめたそうですが、むべなるかなと思った次第です。
彼女は類まれなエンターテイメントであることは確かですが、この曲は演歌でありながら浪曲の要素も多分に含まれており、あの迫力ある臨場感は連携するオーケストラの力量もあってこそ最大限に引き出されるのではないかと感じました。
この日のチャリティコンサートは前橋市で開催されており、オーケストラは前橋交響楽団と紹介されました。ホームページによると、団員は20代~50代の社会人の方を中心に主婦や学生も所属されており、仕事や家事や勉学の合間を縫って練習しているそうです。
事前に打ち合わせされているとは言え、この曲を始め他の出演者の多彩なジャンルにも対応できる実力に頭が下がります。
人間の能力や努力とは何と凄いことか。
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