2013年8月28日水曜日

ソーラーパネルの見える風景in矢板(その1)

5月18日に矢板南産業団地内のメガソーラー発電所を紹介しましたが、その後、気に掛けて散策して
みると街中に幾つものソーラーパネル群が増殖していることが判りましたので、今回、ソーラーパネル
の見える風景in矢板(その1)として取り上げてみました。

《画像はクリックすると拡大します》


先ずは矢板南産業団地内の二つのメガソーラー発電所の今を見てみましょう。

これは既に営業運転中のシャープ矢板太陽光発電所です。




こちらは、もうすぐ完成するソフトバンク矢板メガソーラーパークです。

二つの発電所は、まるで湖のようで、殺風景な産業団地の中にあって、とても目立っています。




ここからが、今回の新たなレポートです。

これは、片岡地区の国道四号線とJR東北本線との狭間に広がっているメガソーラー発電所です。

たまたま、発電所の先をブルートレインがガタコンガタコンと駆け抜けていきました。


間近で見ると、発電所内の看板に「関東伊丹電機(株)メガソーラー発電所」と掲示されています。









次は木幡地区で見つけたソーラー発電所です。

白いフェンスに「高瀬 太陽光第一発電所」と記載された看板が貼ってあります。

看板によれば、別の場所に第二発電所が存在するようです。



整備が行き届いた敷地内には、ソーラーパネルと機器類が整然と配置されています。

この規模の発電所は、遊休地の有効活用に向いていると思われることより、これから増えていくのではないでしょうか。





続いて、同じ木幡地区の田んぼの向こうに見える白いフェンスに囲まれたソーラー発電所です。

この発電所名は掲示されていません(※1)が、ここも遊休地の有効活用の一環ではないでしょうか。




丁寧に整備された敷地内にソーラーパネルが整然と敷き詰められています。

画像の左奥の民家にソーラーパネルが設置されていますので、寄り道してみましょう。





純日本風の大きな屋敷ですが、日本瓦に載っかったソーラーパネルは周りの風景ともベストマッチです。








ここは文京地域の一角、同じ木幡地区の道路沿いの風景です。

極く狭い範囲にソーラーパネルを屋根に載せた民家が三軒も見られます。

鉄塔の先の交差点を左に曲がってみましょう。



かわいいソーラー発電所ですが、これも遊休地の有効活用に間違いありません。










次も木幡地区内で、開発が進んでいる大規模新興住宅地の一角です。

これからは一般住宅にソーラーパネルを載せるのがトレンドになるのではないでしょうか。






【2013/08/31追記】
(※1)註; 後日、高瀬 太陽光第一発電所を施工された渡辺工務店様へ確認しましたところ、白い
                フェンスに囲まれた発電所は高瀬 太陽光第二発電所であることが判りました。

 

確かに、先の画像の反対側に、しっかり「高瀬 太陽光第二発電所」と 掲示されていました。(8/31撮影)











【編集後記】
今回、片岡地区と木幡地区の様子をレポートしてみましたが、後日、高瀬 太陽光発電所を施工された
渡辺工務店様(※2)から以下のような興味深い情報を頂戴しましたので紹介します。

『2011.3.11の震災時には各お客様宅にて太陽光を有効活用いただきました。コタツに繋いで暖を取って
いただいたり、自家設の水道があればポンプに繋いで水を確保していただいたり・・・etc、震災の翌日、
設置先お客様を一軒一軒訪問して通常運転からの切り替えを行なったことを思いだしました。』
 

私たちは、太陽光発電=エコでクリーンで安全な発電装置であることのみ頭にありますが、実は、使い方によっては万一の災害時のインフラ(ライフライン、情報伝達)確保の役目をも担っているのです。

行政(国・地方自治体)では、2011.3.11震災以降、防災対策の一環として小型発電機を備えたり防災無線

の整備などを進めていますが、今後は、太陽光発電を一般代替エネルギーとしてとらまえるだけではなく
災害時のインフラを確保する重要なツールとしても強力に普及促進を計るべきではないでしょうか。

(※2)註;
http://officewatanabe.jp/