2017年4月1日土曜日

VAIO FZシリーズにWindows10をクリーンインストールした。

Windows10の無料アップグレードキャンペーン期間中にWindows10へアップグレードしていたVAIO VGN-FZ52BにWindows10をクリーンインストールしてみました。FZシリーズには多くの機種が存在しますが、基本的には何れにも下記の方法が応用できると予想しています。

【ご注意】
2020/09/08現在、①Windows7のサポートが終了したせいか、②Windows10のバー
ジョンが新しくなったせいか、③メーカーサイトの都合なのか、本機のVAIO用ドライ
バーが入手できない状態です。別の方法が見つかりましたら追記いたします。


《画像はクリックすると拡大します》
FZ52B2007年にSONYから、独立したグラフィックスアクセラレーターを搭載した高性能パソコンとして発売されました。(OSVISTA HP)

VISTAサポート期間が満了する時期に当たり、Windows10へ乗り換えるユーザーの参考になるのではないかと取り上げてみました。




本機にはHDMI端子が備わっていますので、キーボードの機能も半端ではありません。

Fnキーとの同時押し機能の他に右奥に独立したキーが装備されています。

これらのキーを動作させるためには、ユーティリティソフトデバイスドライバーを揃える必要があります。



Wjndows10のクリーンインストール


Windows10ISOメディア(DVD)を使用して通常Bootします。オーディオドライバーはOSインストール時に、グラフィックスドライバーはインターネットに接続すると直ぐにダウンロードが開始されますが、構わずに以下の作業を進めます。

ユーティリティとデバイスドライバーの導入


VAIOのプログラムに対する思想は高尚かつ複雑で、リカバリーディスクが手許に有ってもユーティリティやドライバーをリカバリーディスクから抽出するのは容易ではありません。
拠って、下記の方法でインターネット上から調達します。

先ず、SONYHP(※1-1)からユーティリティ Shared のみを入手します。(同じページに置い
 てあるVAIO Windows7 アップグレードユーティリティを実行する必要はありません)

SONYHP(※1-2)から、グラフィックスドライバーダウンロードインストールします。
(※1-2)註 ;http://www.sony.jp/support/vaio/download/EP0000185336.html

③SONYHP(※2)から、ユーティリティ  Setting Utility,  Control Center (version4),  Event
 Service(version5)ダウンロードインストールします。      
(※2)註;http://www.sony.jp/support/vaio/windows/7/upgrade/downloadlist.html

下記HP(※3-1)からFelicaポートドライバー ダウンロードインストールします。
(※3-1)註;http://www.sony.jp/support/vaio/download/SP-014152-02.html

⑤SONYHP(※3-2)から、カードリーダードライバーダウンロードインストールします。    
(※3-2)註;http://www.sony.jp/support/vaio/download/SP-015494-00.html

⑥BluetoothスイッチONにしてから、SONYHP(※2)からドライバーBluetoothダウン
 ロードインストールします。
(※2)註;http://www.sony.jp/support/vaio/windows/7/upgrade/downloadlist.html

以上でデバイスマネジャーが全て解消し、キーボードからVAIO独自機能が働くようになります。

オーディオドライバーは、自動的にintel High Definitionが適用されています。



キーボードFn キーF7キーを同時押しした時の表示画面です。

HDMIポートを選択した場合は、通知バー上の音声アイコンクリックし、ディスクトップ画面上で音声出力をHDMIへ変更します。







上記の作業が終了後、「Windows 更新プログラムの確認」を実行するとグラフィックスドライバーも最新のバージョンに更新されます。

VAIO FZシリーズの主な仕様の違いは次の点ですから、当対応は、基本的には何れの機種にも上記の方法が応用できると予想しています。
CPUの動作周波数
グラフィックスメモリー容量
③光学ドライブ「DVDマルチ」 or 「+ブルーレイ」
HDDの容量



VISTAからWindows7へ乗り換えるのも悪くない選択肢ですが、どうせ乗り換えるなら、多機能かつ機敏な動作を兼ね備えた最新のOS  Windows10へ一気にジャンプするのも良いのではないでしょうか。