2017年8月21日月曜日

GZ-E325にMCフィルターとレンズフードを装着した。

2013年に導入した JVC GZ-E325には、遮光フィルターもレンズフードもオプション化されていませんでした。そこで、今般、手持ちの休眠パーツの中からフィルムカメラのMCフイルターとレンズフードを装着してみました。

画像はクリックすると拡大します


本機は記録媒体として内蔵メモリーSD/SD HCメモリーカードを使用するため極めてコンパクトです。

本機は、ンズの先端へフイルターを取り付けられない構造のため、汎用の遮光フイルターを装着できません。






ところが、後継モデルからはレンズを保護するバリヤーが廃止され、代わりに固定型ながらバリヤーを兼ねた遮光フィルターが付きました。









そんな訳で今般、JVC GZ-E325MCフィルターレンズフードを無理やり取り付けてみました

結果オーライで、あたかも純正のオプション品を装着したようなバランスの良いプロポーションになりました。





MCフィルターはレンズ鏡胴に固定したので外すことは出来ませんがレンズフードは手ネジを緩めれば外れます。

この金属製レンズフードは、1958年にアイレス写真機製作所から発売されたAires 35 ⅢCの付属品です。






別件ですが、本機のホルダーは右手にムービーを固定するのが役割で、副次的に落下防止になっています。

本機は余りにコンパクトなせいで親指の操作が不如意になり勝ちです。

筆者は、片手撮影時の操作性を担保する為、ムービー用三脚に付属している雲台を常時 GZ-E325 に装着し、見かけ上の容積を大きくしています。


ところで、苦労して装着したレンズフードですが、撮影が終わる度にムービーから外していてはフードの管理が面倒になります。

そこで、対策としてムービーフード付けた状態で、余っていた一眼レフレンズケースに入れムービーとして保管することにしました。




巾着で包んで塵埃対策も兼ねる二段の構えですが、これにより安心して持ち運びできます。

ムービーレンズケース入れて蓋を閉じるとピタリ納まり、別の入れ物を探す必要が無くなりました。







7月20日から東武鉄道(株)鬼怒川線の下今市駅と鬼怒川温泉駅の区間でSL「大樹」の運行が開始されました。SL「大樹」熱が少しばかり冷めた頃を見計らって、リニューアルなった GZ-E325 を携え、栃木県で二例目になる商業SLの撮影に行ってみたいと思っています。


2017/09/04追記】

  参考情報;  GZ-E325 静止画 撮影例



画像1
JVC GZ-E325で(動画撮影を中断して)撮影した静止画像です。










画像2
同じムービーで、対象を変えて撮影した静止画像です。










何れの画像も、動画から切り出した画像のような描写でトリミングに適しません。もし静止画が必要と思われる場面に遭遇したなら、面倒でも迷わずデジカメを使ったほうが無難でしょう。











2017年8月17日木曜日

CANON A630/640は超長寿命の健康コンデジです。

単三乾電池は懐中電灯や置時計から電気製品のリモコンに至るまで幅広く用いられており半世紀先でも市場から消えることはないでしょう。その単三乾電池を電源に使っているCANON A630/ 640は、故障しない限り使い続けることが出来る超長寿命の健康コンデジです。

画像はクリックすると拡大します

CANON A6302006年の月に発売されました。単三アルカリ乾電池本を格納する 取っ手が特徴です。

PowerShot Aシリーズ廉価モデルの位置付けでしたが、A630では使い勝手優先の高位モデルになりました。

本機の撮像センサーコンデジに理想的な1/1.8型・有効画素数8.0メガピクセルCCDが採用されています。

背面にはVariable液晶ディスプレイの他に、とても明るくクリアーな光学式ビューファインダーを備えています。

この状態で光学式ビューファインダーを覗けば、金属質なシャッター音と相俟ってアンティークカメラの撮影ティストを楽しむことができます。


ディスプレイを反転すれば、こちらも明るくてクリアーノングレアビューファインダーとして機能します。

Variable液晶ディスプレイボディに収納する仕組み上、背面は 金属とEPハイブリッド構造になっています。


本機を上から見た姿は、大きなモードダイヤルと取っ手の先端に配置されたシャッターボタンとの相乗効果により精悍かつメカニカルな印象です。

また、取っ手の出っ張りが大きいせいでカメラの取り回しが極めて快適かつ安定するため、手振れ補正が無くてもピンボケを気にせず撮影できます。


本機は単三の乾電池を格納する大きな取っ手が特徴ですが、そのせいで本体の奥行が深くなっています。

当時、CANONでは、この形状のコンデジが収納できる洒落た意匠のソフトケースを用意していました。

でも、109.4×49×66mm(幅×奥行き×高さ)で、決してデカ過ぎる図体ではありません。


《参考画像》

カタログから複写した画像です。
A640


          




   

                    

                        ☆CANON A630 による作例☆



本機は、Variable液晶ディスプレイの恩恵で簡単に犬や猫の目線で撮影が出来ます。

作例は、ご近所の塀に絡みついている野生の朝顔を、A630を地ベタに張り付け切り取ったものです。

次は、超元気に育ってフェンスの内側へ張り出した朝顔を、上から目線で撮影しました。

このように、脚立が無くても高い位置からの撮影も可能で、何と自撮りさえも出来ます。






あと二枚、朝の散歩で見つけた珍しい光景をローアングルから撮影した作例です。

駐車場にバッタリ倒れ横たわっている、ユリのような朝顔のような不思議な物体。



ユリの体力は、連日の長雨と絡みついた朝顔の重さには耐えきれなかったのでしょう。

本機は早朝の撮影でも実に鮮やかで艶やかな質感の画像を発出してくれます。







A630は使い勝手の良さを追求したコンデジです。当個体は購入して10年を超えていますが、今も、
これから先も故障しない限りは快適に使用できる仕様/性能(※)を有しています。

リチウムイオン電池はカメラの製造が打ち切られ8年も経てば入手できない場合がありますが、本機で使用する単三アルカリ乾電池は半世紀先でも市場から消えることはないでしょう。

  (※)註;
   使用できるメディアは、SDメモリーカード/SDHCメモリーカード。 
   電源は、汎用性の高い単三アルカリ乾電池本使用(計6V動作)。
   撮像センサーは、11.8型(有効画素数8.0メガピクセル)CCD
  ④ レンズは、35mm(W)~140mm(T), F2.8(W)~4.1(T)の光学ズーム
  ⑤ シャッタースピードは、15~1/2500秒。
        etc

《参考情報》
http://omoitsukisimotsuke.blogspot.jp/2017/10/rikoh-gx8_25.html

http://dc.watch.impress.co.jp/cda/review/2006/09/11/4497.html

http://omoitsukisimotsuke.blogspot.jp/2018/01/dmc-lx3.html


https://omoitsukisimotsuke.blogspot.com/2020/01/gxr.html