2018年2月20日火曜日

触って癒され撮って楽しいデジカメを蒐集しましょう。

今やコンデジ市場はコモディティ化した低価格商品と高性能化した高価格商品に二極分化されていますが、今回も、決して新しくない旧製品の中から触って癒され撮って楽しいコンデジCanon PowerShot G7を紹介しましょう。


画像は👆をクリックすると拡大します》

PowerShot G7
は2006年9月にCanonから発売された同社コンデジのフラッグシップモデルです。


やや大振りで随所にフィルムカメラの面影が漂う多分にカメラ愛好家を意識した重厚なスタイルです。





両肩に吊環,軍艦部の2ケのダイヤルとホットシューが、フラッグシップ機の証です。


ファインダーは、液晶モニターの他に視度調節できる光学式ファインダーを装備しています。



軍艦部のデザインは秀逸で、基幹機能の設定状態をリアルタイムで把握できます。


右側のダイヤルで撮影モードを選択・設定し、左側のダイヤルでASA値を選択・設定します。





当個体へは純正のネックストラップに加え他社製ハンドストラップを結わえています。


また、ネックストラップが容易に脱着できるよう、二重リング他を追加しています。



PowerShot G7には、別売のソフトケースが用意されていました。


本革製の両吊りネックストラップは、PowerShot G7の付属品です。







ソフトケースの活用はカメラをガードするだけでなく撮影時のグリップ感が向上します。


フロントカバーとネックストラップを取り外してもハンドストラップが残り安心して撮影に専念できます。







PowerShot G7は2006年に発売された製品ですから、当然、性能は昨今の普及型コンデジの方が良いと思われがちですが、例えば2014年に発売された(同社)普及型と比べ遜色は無く、描写力は寧ろG7の方に分があるように感じます。


《PowerShot G7を使った作品例》


矢板市の名勝、木幡神社です。国の重要文化財に指定されています。

・本機の最広角域
  35mmで撮影
・太陽10時の方向





同じ場所を2014年に発売された (同社製)普及型のコンデジで撮影したものです。

・当該機の最広角域
  24mmで撮影
・太陽10時の方向






鯛は年を重ねても鯛に変わりはありません。新型に限らず触って癒され撮って楽しいコンデジを蒐集しましょう。


【追記】
PowerShot G7の基本仕様は下記CANONHPを参照ください。


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