2015年10月12日月曜日

Windows10とWindows7をデュアルブートする。

Windows7からWindows10へ移行して3点のアプリケーションソフトが動作しなくなりました。 Windows10上で再インストールしても改善されずソフト発売元で対応される心証も得られないことより、Windows10Windows7のデュアルブートで対処することにしました。

NEW 【2015/11/05更新】
Windows10 Insider Preview10月13日に Build 10565続いて31日にBuild 10576、更に11月05日にはBuild 10586へとアップグレードされました。矢継ぎ早の対応により何が変わったかは追々確認しますが、明らかにMicrosoft Edgeの安定性が向上したように感じます。
(2015/11/13付記)
このInsider Preview Build 10586は、11月12日から(Windows 10の公式リリース後で初の大型アップデートとなるWindows10バージョン1511 として)Insider Preview 参加者以外のユーザー向けに 配信が開始されました。

《画像はクリックすると拡大します》
VAIO VGC-LA70Bは、20155月にWindows10を導入しました(※1)
2015/11/05現在は、 Insider Preview 10586になっています。

本機はハードウェアの性能も増強しているためWindows10は快適に動作しますが、主にブログの作成・編集・保管に使ってきたアプリケーションソフトが使えなくなり対策が必要になったものです。



(※1)註;  http://omoitsukisimotsuke.blogspot.jp/2015/05/windows10.html

HDDC, D, Zに分割していますので、予めボリュームDをフォーマットしておいてからWindows7をクリーンインストールしました。
Zは、両OSデータ保存領域です

インストール自体は一時間くらいで終わりましたが、Windows Updateの時間を含めると、完了までに、ほぼ一日を要しました(※2)



(※2)註;
Windows7クリーンインストールする際にUpdateに長時間を要するようになった理由は、Update方法の一部がWindows10に似た方式に変更された為ではないかと推測しています。


起動時にOSを選択する手間が増えましたが、Windows10, Windows7とも快適に動作します。両OSを交互に比較すると、本機の場合、Windows10の方がWindows7よりも動画の描画性能が優れています。これは、Windows10に格納されている(Windows10に適した)ディスプレイアダプターが自動的に組み込まれたせいです。

注意と配慮事項

Windows7Windows Updateが洩れなく終わると、タスクバーにWindows10の予約アイコンが表示されるようになります。その後、(予約した覚えが無いのに)余り時を置かないで自動的にWindows10Updateされそうな事態(※3)が生じたため以下の回避措置を行いました。

Windows Update「設定の変更」で、重要プログラムをインストールする方法を、「更新プログラムを確認するが、ダウンロードとインストールを行うかどうかは選択する」に変更すると同時に、推奨される更新プログラムについても重要な更新プログラムと同様に通知する」「✓」を入れ、Windows Update上にWindows10がエントリーされた時点で、「非表示」に設定しました。

(※3)註;
ネット上に「Windows7が勝手にWindows10Updateされた」という情報が散見されますが、これも、最近、Windows7Update方法の一部が変わったことに起因しているのではないかと考えています。


【2016/02/09追記
Windows7からWindows10乗り継いだ BUFFALO製の地デジチューナーDT-H33/U2が、音声は出るも映像が出なくなったため、BUFFALO社へ問い合わせところ「Windows8以降のOSには対応していない」との回答でした。

OSのデュアルブートでは、PCを操作中にテレビを録画したい場合等には対応できず悩んでいたところ、解決のヒントはDT-H33/U2に同梱されている「DT-H33シリーズ ユーティリティCD」に隠されていました。

CDにはDT-H33/U2DT-H33/PCIの2機種分が収められていますが、ファイルを開いみるとアプリケーション(PCastTV3)は一種類しかありません。一方、BUFFALOHPを仔細に見ると、DT-H33/U2DT-H33/PCIは区別されており、しかも最新バージョンではDT-H33/PCIのみPCastTV3Windows8に対応(Update)されています。

経験則では、一つ前のOS(この場合はWindows8)で動作する機器・アプリケーションは現行OS(この場合はWindows10)上でも高い確率で動作します。そこで、DT-H33/PCIの(最新のアプリケーション)PCastTV3DT-H33/U2適用できれば、DT-H33/U2Windows10上で動作するのではないかと見当をつけました。


試行錯誤の結果、三つの案から二つの方法で動作することが判明、最後に試した最も簡単な次の方法でもDT-H33/U2はWindows10上で正常に動作するようになりましたので、お試しあれ。

①ユーティリティCDから、DT-H33/U2(ドライバー&アプリケーション)をインストールする。
②再起動後、BUFFALOHP(※)からDT-H33/PCIの最新のPCastTV3をダウンロードする。
③ダウンロードが終わると「実行」を促され、実行すると何ごともなくインストールされる

(※)註;
http://buffalo.jp/download/driver/index_seihin_d.html